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ヤフージャパン(本社・東京都港区)が運営するインターネットのショッピングサイト「Yahoo!コンピュータショッピング」に、販売予定のないパソコンが実売価格の約40分の1の価格で表示され、約2万人から1億台以上の注文が殺到したことが、わかった。
販売元は「商品コードをヤフーのシステムに送信した後に発生した誤りで、一切契約に応じることはできない」としている。
誤表示されたのは、アップルコンピュータ製の「eMac M9461J/A(17型ディスプレー搭載)」で、販売元はIT関連企業「カテナ」(本社・東京都江東区)。
大手量販店によると、同機種は約11万5千円で店頭販売されているが、「Yahoo!コンピュータショッピング」のネット上で21日午後2時過ぎから22日午前11時ごろまでの間、税込み価格2787円と表示された。
このサイトに商品を掲示するには、販売元が商品固有の数字(JANコード)をヤフーのシステムに打ち込んで送信することになっており、カテナによると、本来販売する予定だった別の商品の価格が表示されたという。カテナ側は「承諾メールも送信していないので一切契約に応じられない」とし、自社のホームページでも理解を求めている。
ただ、中には1人で数千台を注文した人もおり、同社には「取り消しで済むのか」と言った抗議が殺到しているという。
ヤフージャパン広報担当は「カテナから商品コードの情報を受けた段階で誤りはなかった。取引会社が商品コードを誤って入力したのが原因」と話している。
ネット取引に詳しい辻巻健太弁護士(名古屋弁護士会)は「承諾メールを注文者に送っていないとすれば、契約は成立しない。仮に送っていたとしても、注文者は絶対にあり得ない安い値段だと分かり、間違った表示だと気づいていたと思う」と話している。
インターネットのショッピングサイトを巡っては、昨秋、大手商社「丸紅」が運営するサイトでパソコンの価格を「19万8千円」と表示すべきところを「1万9千800円」と誤表示したケースがあった。
(2004/4/22/21:33 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040422i414.htm