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2004.04.21
Web posted at: 17:04 JST
- AP
オーストラリア・コラック(AP) オーストラリアのジョン・ハワード首相が同国の先住民族アボリジニの女性に「のろい」をかけられた――。首相が、先住民族で構成するアボリジニ・トレス海峡島しょ民委員会(ATSIC)を廃止すると発表したことが、女性の「反感」を買ったのだ。
同国南部のビクトリア州にある、人口500人ほどの小さな町コラックを訪問中だったハワード首相が、ちょうど車に乗り込もうとした時だった。ポッサム(フクロネズミ)の伝統衣装を身にまとい、アボリジニの化粧をした女性が現れ、小さな骨で首相を指しながら「のろい」の言葉を唱えたのだ。
女性はアボリジニ文化の教えに背くとして、報道陣と話すことを避けた。名前は、「ムーポー」さんとだけ分かっている。
しかし、ATSICのジェフ・クラーク委員長は「それは、首相に対する警告だ」と推測。「警告のメッセージを無視すれば、次期連邦議会選挙まで『のろい』の効果は続くだろう」と話した。ただ、その「のろい」にどのような効果があるのかははっきりしていない。
ATSICはアボリジニの生活水準の向上を目指し、1990年に設立。アボリジニ自身による選挙で選ばれた17人で構成し、アボリジニ問題に関する助言などを政府に与えている。
だが、ハワード首相は今月15日、多くのアボリジニが未だ貧困の底であえぎ、満足に教育を受けられない状況にあると指摘。アボリジニを取り巻く生活を向上させられなかったとして、同委廃止を検討中であると発表していた。
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200404210020.html