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どのような国へ入国するにも「ビザ」が必要です。国境では入国目的などが審査
され曖昧であれば入国は拒否されます。今なぜボランティアやフリーのカメラマンが
簡単にイラクへ入国できる(できた)のでしょうか。各国とも自国内で旅行者が危険
に晒される可能性があると判断されると一般旅行者の入国を拒否します。または
危険な地域への立ち入りを禁じます。「何故ですか。許可証を何故発行できないの
ですか。」 と問うても「理由は言えません。できないと言ったらできません。」 とい
う冷たい返事です。
不思議なことに、このような状況のイラクへ、誰でも少年や女性も含め、容易に入
国が許可されたのでした。
「退避勧告を13回も出している(竹内行夫事務次官)にもかかわらず, イラクに入国
した人間に自己責任がある。」
とか、
「法的にイラクへの入国を禁止することはできない。」
とかいって政府は自己の責任を放棄(転化)していますが、ヨルダン政府にはイラク
への出国を、アメリカ政府にはイラクへの入国を、一般人に関しては「拒否」してくれ
るように要請するだけで、フリーのカメラマンや少年、ボランティア女性がイラク入り
するようなことはなかったでしょう。もし本当に危険を察知できていたのであれば
これをしなかった日本政府の責任は重大です。
まともな政府であれば現在のような情勢下に外国人の入国を簡単に許可する筈
は無いのです。イラクを占領しているアメリカ軍はテロ(敵)の標的を他に向けるた
めに彼らを入国させていたように思います。それは自衛隊でもイタリア軍でも、カメ
ラマンでもボランティアでも、何でも誰でも良いのでしょう。