★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ35 > 1183.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
何故ロシア的反ユダヤ思想に反対するのか?
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/1183.html
投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 6 月 23 日 11:29:50:mom5b2vMCpk96
 

スペインのレコンキスタやドイツのヘップヘップ運動やナチス、ロシアのポグロムなど、人種的な反ユダヤ思想では体制のガス抜きどころか、体制強化につながってしまう。何がユダヤなのか?誰がユダヤなのか、はっきりとした追求がないなら、完全な逆効果ではないかと思う。
ソ連共産党などもユダヤ人を迫害する事で、イスラエルにロシアのユダヤ人を送り込み続けたのだから、ユダヤの正確な定義をしなければ、とんでもない反動的な役割をする事になるだろう。
体制の意図というものを曖昧にした反ユダヤ思想は有害だと思う。これまでイルミナティは問題にしても、ババリア政府の何たるかはあまり問題にされてこなかった。しかし、まずそこから入っていかねばならないと思う。
私があっしらさんの「ユダヤ=非民族的宗教共同体」理論を高く評価している理由は体制側の意図、下部構造である経済的動機を追及するからだ。まかり間違っても、ヒトラーの「ユダヤ人種」などというようなファシストのための頓珍漢な定義などすべきではない。これまでの反ユダヤ本には、体制側の戦略や下部構造が問題にされなかったので、阿修羅に来るまでは陰謀論は胡散臭いだけのイメージが強かったのだ。しかし、ここには大衆支配のための教会の反ユダヤとは一線を画するものがある。太田竜の場合、教会の大衆支配のためのものから、今のアメリカの現状をリポートするもの、反共原理系まで「反ユダヤ」ならなんでも無批判に受け入れて賛美することで、陰謀論は胡散臭いと思わせる役割を無自覚に果たしている面がある。
体制側には当然、体制側の戦略がある。何のために「ユダヤ人」追放をやったのか、このスペイン政府の真の意図を探っていく必要があるのだ。迫害された者も迫害した者も単純に一緒くたに「ユダヤ」にして良いとは思えない。ユダヤ教徒が政官財のトップに直接いない東アジア分析を考えるならなおさらである。

 次へ  前へ

Ψ空耳の丘Ψ35掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。