現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ35 > 1076.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【 浮世ひびわれの記、2004/06/14 】
http://homepage1.nifty.com/kikugawa_koubo/hibi.htm
三年前の参院選で小泉音頭を踊ったのがけしからん、などと野暮な事を今更言う積もりはありません。しかし、あの選挙で与えた議席はその侭ですから、今回の選挙で与野党逆転劇を望む人にとっては、大変な重石となってます。
その重石が(非改選議席121の内)自民64、公明13、合計77議席です。その他44議席です。参議院の定員は242ですから、その過半数は122ということになります。
今度の選挙も比例48議席、選挙区73議席を争そいます。この選挙で78議席を野党、43議席が与党となれば、与野党逆転となります。しかし、これは奇跡の数字というしかないでしょう。
あの選挙での、選挙区の自民党の力を見てみますと、4人区では4分の1政党、3人区では3分の1政党、2人区では2分の1政党です。これらは投票率が少し動いたくらいでは、変動はなさそうです。唯一、変動する可能性がありそうなのは4人区(東京選挙区のみ)で、自民がゼロ政党となる可能性がなきにしもあらず、というところでしょうか。
ところが、1人区では自民が独占政党といってもよい状態です。28選挙区中、自由1、無所属2、自民25です。この25が大いに利いて、自民が64議席と大勝しました。となれば、与野党逆転の可能性は、野党側が28選挙区を総取りする以外に手はなさそうです。
28選挙区を野党が独占すると、残りを野党50、与党43と議席を分けることも、あながち夢ではなくなるでしょう。このように1人区を独占するような勢いが野党にあるなら、比例区に期待が持てそうですから。
1人区の有権者が何を望んで投票に行っているのか。その望みを叶える政策を野党が提示することが出来るなら、野党の1人区独占も夢物語ではなくなります。どうでしょうか、この政策を野党に提示させる運動などは。(数字に誤りがありましたら御容赦ください)