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3人の自己負担は約35万円
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イラク日本人人質事件で解放されたボランティア活動家高遠菜穂子さん(34)=北海道千歳市=ら3人に対し外務省は17日までに、航空運賃や健康診断の費用を請求する方針を固めた。金額は1人あたり約35万円程度。しかし、「今後のためにも救出にかかった(他の)費用を一部請求すべき」との声も政府内には上がっており、請求金額をめぐっての論争が起こりそうだ。一方、3人の家族らは同日、空路アラブ首長国連邦のドバイに入り、健診が行われている病院で3人と対面した。
3人救出のためにかかった費用の総額は億単位ともいわれる。しかし、本人への請求は40万円にも満たない“低額”になる見通し。残りは政府負担、つまり国民の税金から支出されることになる。
外務省邦人保護課などによると、負担の対象となるのは、航空機代の一部と健康診断の費用。3人はバグダッドからドバイへ移送されたが、両地域の間には定期便がないため、小型のチャーター機(定員13人)を用意。運賃は周辺でほぼ同じ距離を飛んでいる便のエコノミー片道正規料金を参照して算出したところ、1人400〜500ドル(約4万3000〜5万4000円)程度になるとみられる。
運賃と合わせて計100万円前後がチャーター機にかかった費用とみられるが、残りの差額約85万円は政府が負担することになるという。
一方、3人が健診を受けた「アメリカンホスピタル」は政府要人や富裕層が利用する、最新設備の整った総合病院。当然費用も高く、個室で泊りがけでの健診費用となると約30万円はかかるとされている。
3人合わせて100万円を超える額を負担することになるが「ずい分安い」との指摘が外務省や政府関係者の間ではささやかれている。「今回の事件で外務省の職員を派遣したり、現地の宿泊や食事、情報収集にばく大な金がかかっている。退避勧告を無視してイラクへ行った日本人のために多額の税金を使ったのでは、国民の理解が得られない」と、不快感を示す外務省幹部もいた。
http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2004/04/18/04.html#top