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外交部の孔泉報道官は8日、ある記者が「中国は、中日関係に言及する時いつも日本に『歴史を鑑(かがみ)とし、未来へ向う』ことを求めると言う。私はこの言葉の意味がよくわからない。もし中国がその鑑の中をのぞいたら、そこには何が見えてくるのか。ぜひお聞きしたい」と質問したのに対して次のように答えた。
第二次世界大戦中、日本軍国主義はアジアの隣国に深刻な災禍をもたらした。当時の歴史を中国国民は忘れられず、アジアの人々も忘れられず、軍国主義の被害を受けた日本国民もまた忘れられない。われわれが日本の指導者に希望する「歴史を鑑とし、未来へ向う」とはつまり、歴史の教訓を学び取り、平和に発展する道を引き続き歩んでほしいということだ。これは日本の広範な国民の期待でもある。日本の指導者は当時の侵略の歴史を直視し、反省すると何度も表明してきた。われわれは日本の指導者が侵略の歴史を反省するとの約束を忠実に守り、二度とアジアや中国の人々の感情を傷つけることはしないでほしいと願っている。
中国にはとても深い道理を含んだ古い言葉がある。それは「過去を忘れず、後世の師とする」というものだ。当時アジアの人々に限りない悲しみと苦しみをもたらした戦争で、中国国民やアジアの人々、日本国民も含め、被った損失はとても大きいものだ。今日アジアはいまだかつてない発展のチャンスを目の当たりにしており、国際環境全体は「相互信頼、相互利益、平等、協力」の新しい安全保障観をさらに形成するよう、われわれに求めている。われわれは当時の歴史から与えられた教訓をしっかりと心に刻むべきで、各国は平和に発展する道を歩むことに力を入れるべきだ。これがつまり、私が鑑の中に見つけた最も重要なポイントだ。(編集ZX)
「人民網日本語版」2004年4月9日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/04/09/jp20040409_38406.html