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4・15総選挙を前に「意図的な朴正熙(パク・チョンヒ)叩き」と物議をかもしているMBCの週間企画『今は話せる』の「79年10月、金載圭(キム・ジェギュ)はなぜ撃ったのか」編が放送された。
ここでMBCは金載圭について「自由民主主義を守るため奮闘努力し、遂に朴正熙元大統領を暗殺した愛国的革命家」として描いていた。「執権欲や私利私欲なしで、ひたすら自由民主主義を回復するという一念でしたこと」という金載圭の裁判での肉声は視聴者の心の中に染み入った。
これより1週間前、この番組は朴正熙政権のベトナム参戦について「カネで売られ、理由なく引っ張られていった」として一方的に批判した「ベトナムから戻ってきた真っ黒なキム兵長」を放送した。
また今月11日の放送では「投機の根、江南(カンナム)共和国」を放送、不動産投機の根源となった江南開発が朴正熙元大統領のアイデアによるものだという証言と共に、江南開発によって富を蓄積した中産層が維新政権の支持者になったという内容を盛り込む予定だという。
今年3月はじめに放送された「満州の親日派」を含めれば、MBCの『今は話せる』は1カ月余の期間に3編もの「朴正熙叩き」を動員したことになる。
歴史と歴史的人物に対する評価は観点によって違うこともある。しかし公営放送であるなら違った観点と評価をバランス良く伝え、視聴者が自ら合理的な判断ができるようにすることだ。それが映画や小説と違う点だ。
このような朴正熙批判番組が「総選挙と関連した朴槿恵(パク・クンへ)効果の遮断用ではないか」という疑惑に対し、MBC側は「昨年企画されたもので、今年1月に既に日程が決まっていた番組」としている。しかし百歩譲って既に企画されたものであったとしても、言葉ひとつで選挙の結果が覆されるかもしれない微妙な状況であるとすれば、放送を総選挙の後に延期するのが正常な判断だといえる。
昨年、『今は話せる』の制作陣がインターネットで明らかにしたところによると、今回の番組のもともとの題名は「12・12と米国問題」だった。これが突然、朴正熙元大統領と金載圭に焦点が当てられることになった理由についてもMBCは納得できる説明をしなければならない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/06/20040406000080.html