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■ 六ヶ所村 大石平T遺跡(縄文時代後期)
 ▼ 今では、日本の原子力発電所からでる核廃棄物の処理を一手に行う「核燃料サイクル基地」の村、六ヶ所村の高台に大石平T遺跡がありました。
 今は「基地」になり、その跡形もありません。
 この遺跡の発掘調査が昭和62年に行われ、その際に子供の手と足の形を押した土製品が出土しています。今からおよそ4,000年前のもので、全国的にも出土例は限られています。子供の年令はいずれも1歳前後と考えられています。子供の成長と健康を祈った用具、あるいは紐を通すための穴が空けられていることから、村の入り口などに吊るし、「魔よけ」として用いられたこともあったかも知れません。縄文時代の子供達の手足の生々しい痕跡に魅せられます。

 ▼ 六ヶ所村の大石平T遺跡出土の赤漆彩色壺型土器(縄文後期)で、洗練された菱形模様が独特です。
 この土器は、炭素−14 年代測定法を用いて、約4,000年前のものと分りました。

■ 六ヶ所村 表館T遺跡(縄文時代草創期)
 ▼ この遺跡は日本の原子力行政の生命線ともいわれる、青森県の東部に位置する六ヶ所村にあります。
   尾鮫沼南岸の標高15m ほどの海岸段丘上にあり、ここから、今からおよそ12,000年前の隆起線文土器が出土しました。
   今回出土した土器は高さが30cm ほどあり、口縁部から底部まで全体の形が見て取れる貴重な資料となりました。
   底部が乳房状をした深鉢形土器です。
   少し専門的になりますが、文様は口唇部に小さい波状の隆起線を巡らし、口縁部下には爪形文も見られます。体部には横方法に37条の隆起線を巡らしています。
   縄文時代のはじめに、このような立派な土器を作る技術を、縄文人は既に持っていたわけですね。

★ この六ヶ所村に今、半減期が数万年以上の超ウラン(TRU)元素を含む原発廃棄物の貯蔵が進んでいます。 
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
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