現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ34 > 670.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
離れていても、動いていても脳の健康をチェック - DARPAの資金援助で米企業
2004/3/26 米国の電子機器設計企業であるTechEnは、脳の活動状況をリアルタイムかつワイヤレスでモニタリングする装置の開発を行っている。開発はDARPA(Defense Advanced Research Projects Agency米国防総省国防高等研究事業局)からの資金援助を受けて行われているもので、従来のMRIなどと比べて検査中に自由に動き回ることができるなどのメリットがあるという。
この装置は近赤外線分光法(NIRS)を用いて脳の血中酸素濃度の測定を行う。酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの近赤外光の透過光量の違いを利用して、血中ヘモグロビンの組成を分析する。非破壊検査であるため、継続的な測定値の取得が可能。さらに、MRIを使用した検査と違い被験者の動作が可能で、場合によっては持ち歩くこともできるので様々な検査を行うことができる。こうした特徴により、様々な動作・状況が被験者の脳にどういった影響を与えるのかといった研究をより自由に行うことができる。
同社CEOのBuzz DiMartino氏は、「この技術は医療分野以外への応用も可能で、市場調査やセキュリティ管理に使用することもできる」とし、DARPAの資金提供が最先端技術の開発を進めるものであると讃える。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/03/26/007.html