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愛するペットのクローン、530万円で造ってあげます
愛するペットのクローン、5万ドル(約530万円)でおつくりします……こんなSF的なビジネスをサンフランシコのバイオテクノロジー企業が始めた。
ペットクローニングを始めたのは、この分野の最先端をいっているといわれるジェネティック・セーヴィングス&クローン社。2002年に最初のクローン猫を造り出すことに成功し、今年は9匹のクローン猫を造る予定だ。
この会社、元テキサスA&M大学の研究者、ジョン・スターリングが2000年に創立したもの。大学在籍時に愛犬《ミッシー》を亡くし、それをきっかけに、クローン造りにのめりこんだという。その後、犬よりもシンプルなコピーキャット=猫のクローンの成功。そのニュースを聞いた人々から「わたしの死んだ猫を……」「犬を……」という問い合わせが殺到し始めた。それがきっかけでクローン・ビジネスを企業化したそうだ。同社には
亡くなった○○がじゃれていたボールが残っています。それには○○の唾液がタップリついているんですが、それを基にクローンを造れないでしょうか?
とか、残った毛皮や、埋葬した死体からクローンが作れないか、という問い合わせがしょっちゅうくるそうだ。しかし、残念ながらそれはちょっと手遅れだ。現段階では、クローンを作るには口の内部の粘膜と胃から硬貨大の塗抹標本が必要だという。死体からクローンを作れないわけではないが、死後すぐじゃないと厳しいという。
8年前にイギリスで羊のクローン《ドリー》が誕生した時から、遅かれ早かれこういうビジネスが始まるだろうとは思っていたが、現実になると、やはりなにかを冒涜しているような印象を受ける。
悲しみはわかるが、愛するペットの死を受け入れて、記憶の中に唯一の存在として大切にとっておくのが正しい在り方じゃないだろうか?
わたしは動物を愛玩するという行為自体が、あまり好きではない。もちろん飼えば溺愛するんだろうが、ペットを飼うという行為には、どこか相手の動物のことを考えずに一方的に愛情を押し付けるエゴイスティックな側面がある。そして、死んだペットのクローン化は、そのエゴイズムをさらに醜悪に肥大させることしかならないように思える。
03/29/2004 12:41
情報ソース
AFP : Knick knack paddy wack give a dog a clone: US pet cloning goes commercial
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http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0403/29a.html