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小泉純一郎首相は22日、かつて留学したことのあるロンドン大学ユニバーシティーカレッジ(UCL)のグラント学長の表敬訪問を受けた。週刊誌などで「単位を取ってない」との学歴疑惑も報道されたが、グラント学長は表敬後、「(首相は)正式の学位を取る学生ではなかったが、60年代に外国人学生に与えられていた正式な単位を取っていた」と記者団に説明。学長直々の「お墨付き」を得た形となった。
グラント学長から「首相の偉業を我々はたいへん誇りに思っている」と持ち上げられた首相は会談後、初代首相の伊藤博文もUCLに留学していたことを記者団に紹介し、「学業成績が優秀でない人でも首相になれるんだな。その点も(伊藤博文との)共通項かな」と冗談を飛ばす余裕も見せていた。【堀井恵里子】
[毎日新聞3月22日] ( 2004-03-22-19:18 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040323k0000m010035000c.html
★ 別に学歴がどうのを言いたいわけではないが...
週刊現代がキャンペーンを張っていたときには沈黙を保っていながら、この内容を記事にし「お墨付き」を得たと書く「毎日新聞」の心根には唖然とする。
「(首相は)正式の学位を取る学生ではなかったが、60年代に外国人学生に与えられていた正式な単位を取っていた」は、逆に疑惑を高める説明である。
「外国人学生に与えられていた正式な単位」というのであれば、ロンドン大学政治経済学部ではなく、プレップスクールの単位だと思われる。
ロンドン大学の正式学部で“外国人の学生だけに特別に与えられる単位”というのがあるのだろうか?