現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ34 > 522.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
石川島播磨重工(本社・東京)が従業員のうち、共産党員など259人を4段階にランク付けした「管理名簿」を作り、昇進差別していたことが分かった。会社側は従業員から起こされた東京地裁(多見谷寿郎裁判官)の損害賠償訴訟で、名簿の存在と昇進差別の事実を認め、22日、総額約1億6800万円を支払うことなどで和解が成立した。
訴訟は00年3月、名簿に登載された従業員8人(5人は退社)が「思想・信条を理由に昇進差別された」として、総額約3億4370万円を求め提訴していた。
関係者によると、名簿は00年5月と6月の日付で「ZC計画管理名簿」と書かれ、259人が活動の度合いなどに応じてA〜Dにランク分けされ、住所、生年月日、入社年月日、学歴のほか「党員」「地域で活動の疑い」「歌声サークル加入」などの情報や、本人や家族の病歴なども記載されている。
和解条項には、会社が従業員への昇進差別の事実を認めて、遺憾の意を示すことが盛り込まれた。また、在職する3人は提訴前15年間にさかのぼって昇進させ、再発防止策を取ることなどが含まれている。【青島顕】
石川島播磨重工は「和解したのは事実。このような係争を再発させないよう、留意します」とのコメントを出した。
[毎日新聞3月22日] ( 2004-03-22-13:14 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040322k0000e040054000c.html