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情報はインターネットが普及してから供給元は多様化したが、単に歓迎だけはしていられない。供給元が何処であろうと、殆の情報には方向性が忍ばせてある。その方向性は故意に意図したもの(これが大半のようだが)もあれば、書き手の潜在意識から滲み出たものもある。
これに気づかずに思考を巡らすと情報が指し示した方向に帰着する。ということは最初から狭い範囲の到達目標に向かって思考作業をしていた事になる。これでは多様な選択肢を最初から放棄していたようなものだ。
しかし、この情報の持つ方向性に最初から気づく人は少ない(というより、殆の人が終始気づいていないと言った方がより正確かもしれない)。掲示板などで、おやこれはと想いつつ読んで行く内にがっかりすることが随分ある。それはマスコミなどが方向性を持たせた用語を、その方向性を質さずに使っているからだ。これでは、力作であってもマスコミの掌の上で思考作業に専念していたことになる。
やはり情報取得はその情報にどんな方向性が潜んでいるか見破らねば、(供給側が意図した)洗脳作業を自ら始めることになる。潜んでいる方向性を取り除いて、考えを巡らすところに新たな知恵が生まれるのではないだろうか。
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