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イェズス会宣教師たちの歴史上での役割
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投稿者 処方箋 日時 2004 年 3 月 19 日 21:47:00:lkpL4Fj8ypCy2
 

(回答先: イェズス会宣教師たちの故国、バスク 投稿者 処方箋 日時 2004 年 3 月 19 日 18:23:34)

★ 数年前のNHKニュースで、「400年振りに公開されたローマ教皇庁の公文書に、海外へ行く宣教師達に対し、『布教を足懸りに日本に対する侵略を援助せよ!』と命じたという趣旨のことが書かれている。」と言っていた。

ところで、スペインのイェズス会といえば、カトリック教会に対立するプロテスタントの牧師からは、以下に挙げるような批判も提出されている。
以下の批判を読んで感じるのは、どのような組織も、ある程度の規模を持ち、社会的影響力を持つようになると、創立者の意図したものとは似ても似つかない方向へ歪曲する陰謀家に、寄生され易いと言えることだろう

しかし、この批判の中で「ヒンドゥー教の教え」と言われているものは、プロテスタントからは唾棄すべきものとされる「汎神論」に由来しており、中国の道教や、多くの日本人には親しい真言密教もこの流れの中にある。
これは、プロテスタントによるイルミナティ批判のある部分が、仏教+神道への批判でもあることを意味している。
キリスト教にとっては、ヒンドゥー教、道教、仏教、神道など、アジアで発生した宗教の何れもが、攻撃の対象であることに変わりはない。

フリッツ・スプリングマイヤー氏の論文は、重要な示唆に富むものであるが、アジア人にとっては、単純に礼賛できるものとも思えない。


 参照:サタンによるカトリックへの攻撃 より抜粋

▼ イルミナティの計画実行班イェズス会

イェズス会は、神秘主義者ロヨラの聖イグナチウスによって創設された。
1914年版の『カトリック百科事典』V16によれば、ロヨラのイグナチウスとアヴィラの聖ヨハネは、スペインにおけるイルミナティに関する異端審問の前に連れ出されたという。
すなわち、彼らもユダヤの血統かさもなければ最高度にイルミネイトされた、言い換えればユダヤ化された異邦人であったのだろう。

このカトリックの資料によれば、イルミナティは、彼らが「神のエッセンス」になると信じていた。また最高度な完全さというものは、一切の活動を排除し、自己をただ神に吸収されることだという。彼らによれば、肉の欲望や行動は罪深いものではなく、その中に溶け込むべきものだという。
この見解はヒンドゥー教の教えである。イェズス会結社は、イルミニストでカトリック教会転覆の秘密の使命を帯びた集団であった。

有名なパパリア・イルミナティを作ったアダム・ヴァイスハウプトは、ユダヤ人イェズス会士である(アダム・ヴァイスハウプトが、フリーメーソンの中にイルミナティ支部を作って、フリーメーソンを陰謀組織にした)。

イェズス会は、清貧・貞潔・聖地巡礼の誓いをたて、法王の命令には「死体のように運ばれ、盲人の杖のように用いられる」とした。
この徹底した姿勢のために、宗教改革によって動揺弱体化したカトリック教会に新しい息吹を与え、宗教改革に対抗する勢力の中心的存在となり、ついにはカトリック教会そのものを左右する勢力となって行った。

イェズス会は、カトリック内部に巣食った獅子身中の虫であり、カトリックを完全に転覆破壊し、ユダヤ・カパリズムの巨大な宿主にしてしまった。
ただし、それにもかかわらず、一般のイェズス会士と信徒とは真面自に神を礼拝し、生涯を神に捧げていた事を忘れてはならない。

アダム・ヴァイスハウプトの後ろに、ニコライという男がいた。彼はベルリンにイルミニズムを宣伝する文学者のグループを作ったのだが、このニコライの後ろにレッシングとメンデルスゾーンがいた。ゴットポルド・エフライム・レッシングはこの反キリストの男ニコライをサポートし、文学を通して協力した。
また、モーゼス・メンデルスゾーンの回想録にも、彼がニコライを支えていたことが書かれている。モーゼス・メンデルスゾーンは、世界政府である「ユダヤ・カハール」のメンバーである。彼はユダヤ思想家で千年至福期説を教えたマイモニデスとメーソンであるロックに影響を受けた。

間もなく、ロスチャイルドと他の強力なユダヤ人たちが、アダム・ヴァイスハウプトのパパリア・イルミナティに加わった。
この時代、ユダヤ人コミュニティは相互に連携し、秘密の情報はヘブル語で書かれた。ヘブル語は当時ほんの少しの学者にしか読めない言語であったから、秘密を守る上で非常に安全であった。

ポーランドはその地政学的な価値からフリーメーソンによって民族全体が滅ぽされた。

また、フランス革命は、ジャコバン党(ジャコブとはイスラエル人の祖先ヤコブのこと)を含むイルミナティのいくつかの結社によって、計画され実行された。そして、無数のカトリックの聖職者たちが情け容赦もなく殺された。
フランス革命の後、ナポレオンとその四人の兄弟たち(そのいずれもフリーメーソン)が、引き続きカトリック教会の力をそぎ続けた。ナポレオンは、法王の現世的な力を打ち破り、パリにあるほとんど全てのバチカンの公文書保管所を捕獲し、いろいろな結社の学者たちがその分析を始めた。
これが十分な効果を表わさなかったら、マッツイー二とガリパルディがイタリヤで革命を起こし、メーソンの政府を立てるはずだった。

イェズス会のカトリック教会支配の構造は、かなり厳重に守られていた秘密であったが、一部のものには知られていた。
イタリヤでは、イェズス会の総会長がその権力をあまりにも行使するので、黒い法王と呼ばれた。時には、あまりにもその権力の行使が目に余るので、全てのカトリック教国がイェズス会を追放したこともある。

もっとも現代においては黒い法王も白い法王も(表と影のという意味)変わりはない。唯一の例外は、ヨハネ・パウロ1世がイェズス会総会長アリューブとその代理人パウロ デザにすげ替えられた事ぐらいである。
元イェズス会士だったというアルベルト・リベラ博士は1960年代初期に、イェズス会の総会長がフリーメーソンであり、ロンドンのイルミナティと堅いつながりがあると知ったとき非常にショックを受けたという。なぜなら、イェズス会ではフリーメーソンは敵だということに留意せよと教えられていたからである。

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