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無妥協ガンロビーGOAの本当の姿
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投稿者 ワルサー 日時 2004 年 3 月 18 日 23:30:03:Gb3ZVBeWqrbmk
 

記事を読む前に是非知っておいていただきたいことは、私がこの記事を紹介するのは、米国の銃規制反対で有名なNRA(National Rifle Association of America=全米ライフル協会)の自衛銃禁止派と妥協した軟弱へたれな全米最強の銃規制団体的やり方では、人民の無制限の武装権を守ることができないという事実を世に人々に伝えねばならないと痛感したからだある。
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無妥協ガンロビーGOAの本当の姿

 Gun Owners of America(GOA)は銃産業界におけるもっとも激しく無妥協なロビイングを展開していることで有名な団体である。現在30万人以上ものメンバーを持ち,自由主義者のロン・ポール下院議員(共和党-テキサス)[http://www.house.gov/paul/]もGOAに参画している。
 GOAはNRAと違い一切妥協しないロビイングを展開しているので自由主義者や,憲法主義者などに人気が高い。それとNRAではボランティア民間武装集団(マリッシャ=Militia)の積極擁護は行わないがGOAは一切妥協せず堂々とマリッシャ(Militia)の権利を守るために戦っているのでボランティア私設軍マリッシャなどからも絶大な支持を得ている。
 全米最強の銃規制団体NRAなんぞとは一味も二味も違う無妥協警戒速報をEメールで伝達してくれるのもGOAらしいといえるであろう。GOAは銃器射撃狩猟愛好団体的な側面をもつNRAと異なり,武装権を守るためのロビイング専門団体というイメージが強い。GOAの公式ウェブサイト[http://www.gunowners.org/]にもその雰囲気がみられる。
創立して29年目(1975年創立)を迎えたGOAであるが,実態は正確に報道されていない。


▼無妥協ガンロビーGOAをろくに理解しようともせず,ニュース・メディアは勝手に曲げた報道を行っている。でたらめ報道というやつだ。今回はこのへんに焦点を絞りレポートしてみたい。

 GOAを極右の過激で反政府で白人至上主義的な武装マニア集団などとイメージづけるメディアや団体も少なくない。反政府ではなく、反腐敗政治感情があることはまぎれもない事実であるが,これは合衆国憲法に従えば当然であり非難されるべきことでは全くない。アサルト・スタイル半自動銃&多弾数マガジン輸入製造販売禁止法,ブレイディ・アクトなどに反対したのはNRAもそうだがGOAのほうが反対の主張が遥かに激しかった。
 犯罪者を助ける団体などと左翼メディアや銃規制団体などにでっちあげられたGOAであるが,GOAにもそれなりの言い分が当然あるのだ。マガジン・キャパシティに制限を加えても,既にハイキャパシティのマガジンは市場に山ほどもあり,しかもハイキャパシティ・マガジンは今でも山ほど輸入されているという事実(輸入は禁止されていない),犯罪者にとって法律はどうでもいいことなのだ。法を守るのは善良な市民だけである。アサルト・スタイル半自動銃&多弾数マガジン輸入製造販売禁止法,ブレイディ法は実際の効力よりも政治的な意味が濃い。
 一般の市民にセミオートアサルトウェポンがあるから,マガジンのキャパシティが大きいから,これを禁止すれば犯罪は自動的に少なくなると信ずる愚かな人々がどういうわけかアメリカに存在する。ここ最近,既にアサルト・スタイル半自動銃&多弾数マガジン製造販売禁止法,ブラディ・アクトに関係なく,米国の犯罪は少なくなってきている。選出された議員は憲法に違反し新たな法案を提案,これを可決することによって銃規制派に仕事をしているように見せる。少なくとも市民からはそう見える。実際の効力より政治的意味が強いと述べた理由はここにあるのである。
 交通事故を少なくするために政府が成田山のお守りをドライバーに配布するような馬鹿げたものである。実際の効果を狙うなら,轢き逃げなどの取り締まり,厳罰などに焦点を合わせたほうがよい。銃器でいうなら,これで罪を犯す者に焦点を合わせるというわけである。本当に銃器、射撃、狩猟を趣味としたり銃で自衛したり民兵活動をしたい善良で健全な市民にとっては足かせ以外の何物でもない。

▼合衆国憲法修正第二条は政府による銃規制を一切認めないものなのだが,これが正確に解釈されていない事実を知るべきだ。

 基本である合衆国憲法修正第二条により政府による銃規制はいかなるレベルのものであれ一切認められない。しかし,力に飢えた俗な連邦官僚腐敗政治家達はこの建国の父達がつくった憲法を守ろうとしない。守れば力に飢えた俗な連邦官僚腐敗政治家ではないのだが・・・。
 GOAは悪名高いブレイディ法を完全に撤廃し法を順守する善良な市民が自由に即時に銃を所持し自衛する権利を保障するブラディ・アクト&半自動銃禁止悪法完全撤廃立法をかなり以前から打ち出している。しかし,議会がそれを承認しない…(ちなみにNRAは半自動銃&多弾数マガジン禁止悪法の撤廃は主張しているが、悪名高いブラディ法に関しては部分的撤廃しか主張していない)。現在の米国司法制度のありかた,特に犯罪者の服役年数が犯した犯罪にマッチしていない,保釈が多すぎる点などもGOAが批判するところである。
 またGOAは民兵の武装に反対する法案にも猛烈に反対し,民兵の武装権擁護に大きく貢献している。残念なことにこれらGOAの本当の素晴らしい姿は,メディアによりあまり報道されていない。多分に米国の左派メディアに影響された日本の左派メディアも,GOAや民兵団を極右で過激で反政府で白人至上主義的な武装マニア集団と見ているかも知れぬ。メディアの使命は,事実あったことをありのまま報道するということなのだが,これがなかなか守られておらぬ。とにかく左派メディアは銃と聞いただけでアレルギー症状を起こし,反対,賛成派のテレビ討論を見ても,司会者は銃反対,規制論者に大きく時間をさき,賛成派には反論の時間を与えず十字砲火をあびせるなどというようなことを平気でやっている。
 しかしながらバーモント州だけでなくいくつかの州でバーモント的無許可自由拳銃携帯立法が導入されつつあったり(つい最近、アラスカで復活した),年々自由党[http://www.lp.org/]が成長していたり(1996年時の実に約三倍で現在アメリカにおいて3番目に大きな政党にまで成長し,今もなお成長し続けている),自由主義的自由州計画[http://www.freestateproject.org/]が着々と進行しているところを見ると世論は左翼メディアの希望通り動いてはおらぬということかも知れぬが…。

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