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百人斬り裁判に対するマスコミの取り上げ方の検証
この2月後半には裁判関係で
2月20日 「ニセ有栖川宮」第一回公判、
2月23日 「百人斬り裁判」第四回公判、
2月27日 「オウム麻原」判決、
2月27日 「大阪靖国訴訟」判決、
と世間の耳目を集める裁判が続いた。
その中で、確かにオウム麻原の判決のニュースや特集は頷けるが、
皇族を騙ったチンピラのニセ有栖川宮事件が大きく取り上げられたの
に、そんな騙り事件よりも日本の戦後処理としてずっと重要な百人斬り
裁判や大阪靖国訴訟の裁判は、ほとんど取り上げられていない。
この3月1日はビキニ被爆の50年ということで、これも事件を風化
させないためにと、多くの語り継ぎが取り上げられていた。百人斬り
訴訟はそれよりも以前の60年近く前、日本民族として汚名を被せられた
方々の名誉回復の裁判であり、靖国訴訟も戦後延々と続く、日本の
独立・日本人の独立精神の問題である。それを思うとなんと取り上げ
方の少ないことか ! ! 情けない限りである。
いうまでもなくマスコミは、視聴率や売上部数の伸びる話題を扱う。
百人斬り裁判や靖国訴訟は、残念ながらそれに値しないと位置付け
られているのである。今の日本人でニセ有栖川宮事件と百人斬りと
どちらが国民によく知られているであろうか。
百人斬り裁判は多くの著名人も名を連ねて支援組織も出来ている。
下記参照
http://homepage2.nifty.com/60hp/100sosyou.htm
特別顧問 名越二荒之助 昭和の戦争記念館の編集長
顧問 板垣 正 元参議院議員
小田村四郎 元拓殖大学総長
小堀桂一郎 東京大学名誉教授
冨士信夫 私が見た東京裁判の著者
矢部廣武 日本郷友連盟東京支部長
佐藤 守 元空将
会長 阿羅健一 南京事件日本人４８人の証人の著者
しかし、これらの著名人たちの多くは、この件をマスコミに取り上げさせる
為に、自分の著書を売ることや自分の講演等に比して、如何ほどの労力
を払っているのか? 甚だ疑問に思う。
そして人材不足といえばそれまでだが、この手の戦後処理問題関係に
連なる著名人や学者の顔ぶれは、なぜかいつもほとんど同じである。
また今回のケースでは確認していないが、この手の愛国集会等に
講演に来る学者は、愛国運動は本来無償行為であるはずなのに、
せめてもの車代とはかけ離れた法外な講演料を要求したりもする。
過去には百万円を要求したケースもあった。
このようなことが延々と何年も何十年も続いているのが今の日本の
現状であることからみれば、いわゆる愛国学者(それで著書を売物に
したり、講演料を取っている学者)は、一体本当に国を良くする気がある
のかと、疑問にさえ思う。
何故なら彼らにとっては、本当に国がよくなればそれらの収入の道が
途絶えてしまうのである。それを思うとあちこちの集会で絶叫しながら、
焼き直しの原稿を書いたり、講演したりして、収入が得られる今の状態
であったほうが彼らにとっては好ましいのである。
靖国神社から「凛として愛」というビデオが発売されようとした時に、
それを中国の注文をとり入れさせて圧力をかけ、ビデオのナレーション
を変えさせて「私たちは忘れない」で発売させるように画策した人物も
それらの著名な(すぐ浮かんでくる10指ぐらい)愛国学者の中に複数いる
のである。こんな人物たちに名を連ねられては、泉下の英霊たちも
浮かばれないであろう。
それらの人物が「凛として愛」の妨害の為に払った労力の何分の一を、
百人斬り裁判の公判をマスコミに取り上げさせる為に注いだであろうか?
百人斬り裁判支援の女性たちが新聞社の前でビラを配っていたが、
彼らがそれに参加していれば、マスコミももう少しは注目したであろう。
それらのあちらこちらに名を連ねている人物は、本当に国の為や英霊
の為を思うのであれば、自分を殺して奉仕するべきである。それが出来
ないなら軽軽しく名を連ねるべきではないし、また今まで何年も何十年も
変えられなかった人物どもに名を連ねさせるべきではない。
我々はいい加減に目を覚まして、我々の愛国運動を作り上げる
時期に来ているのではないか ! !
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。