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中西さんが見つけた、「逆の卍」(上京区)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040312-00000040-kyt-l26
京都市内の路地を歩いて、地蔵のほこらや土台などによく見かける「卍(まんじ)」とは逆の「●」を探し続けてきた中京区の男性が、このほど200体目の「●地蔵」を見つけた。「ただ歩くだけではつまらない」と始め、発見のたびに写真撮影し、インターネットのホームページで紹介している。
和装小物卸売業の中西徹さん(61)。10年前から健康ウオーキングを始め、市内を中心にほぼ毎日散策している。4年前、上京区の路地にまつられた地蔵のほこらに、通常よくみられる「卍」とは反対回りの「●」を見かけたのがきっかけ。「ほかにもあったら、面白い」と、散歩中に見つけては記録するようになった。
インターネットに作ったホームページに、「トマソンお地蔵さん」とのタイトルで写真と場所を掲載して、紹介している。ウオーキング仲間やホームページを見た人からも、「●」情報が届くようになって数が増え、2月初めに南区で200目を見つけた。
見つかる割合は20体の地蔵に一体ほど。上京区や下京区、伏見区などの古い町並みが残る地域に多いという。
インド密教に詳しい野口圭也・種智院大教授(49)によると、卍は梵語で幸福などを意味し、発祥のインドでは「●」が基本。仏教が中国に伝来した際に「卍」が生まれ、「●」とともに日本に伝わり、一般化したとみられる。
野口教授は「日本でも、東大寺の大仏の台座などには●が彫ってある。お地蔵さんのほこらを建てる際に『●も正しい』と知っている人が、記したのではないか」と推測する。
これからも地蔵探しを続けるという中西さんは「どの地域のお地蔵さんも掃除や手入れが行き届いており、地元で大事にされている様子がよく分かる」と話している。
ホームページのアドレスはhttp://page.freett.com.sub2a1.htm
(注)●は「逆の卍」型(京都新聞)
[3月12日15時30分更新]