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(回答先: ロックフェラーと共産主義者の奇妙な関係(・ソ連の軍備はアメリカの技術援助で進められ) 投稿者 乃依 日時 2004 年 3 月 12 日 07:52:05)
> その為彼らが実行に移した陰謀は、フレデリック・ハウの『独占資本の秘密』によれば次の通りに説明している。
> 以下の二点は、大事業の法則である。この法則は我らの父祖の教えに取って替わるもので、 単純な金言に要約する事が出来る。つまり、独占権を手に入れよ、そして社会を汝の為に働かせよ、という事だ。全ての仕事の内で最高のものは政治であるという事を忘れるな。法的 な認可や特権、補助金、免税を手に入れる事は、キンバリーやコムストックの鉱脈を掘り当 てるよりずっと価値がある。なぜなら、それを自分のものとして使う時、何ら精神的・肉体的 労働を必要としないからだ。
最近の規制緩和、テロ、鯉の大量死、狂牛病、鶏インフルエンザ、全てが小規模な農家、業者を抹殺し、アメリカのごく一部のものしか生き残れないようにしているようには見える。
> ロシアは、当時、世界最大の未開拓市場だった。又ロシアは、当時、世界の産業と金融におけるアメリカの優位を脅かす可能性のある最大の競争相手だった。将来、ロシアはアメリカ以上の経済大国となって、西側の支配を脅かすようになるのではないか。
> ウォール街の大資本家達は、ロシアが独自の発展を遂げて、彼らの支配を揺るがす事を恐れた。そこで彼らは、ロシア市場の独占支配を実現し、ロシアの民衆を彼らの為に働かせる事を考えた。ロシア人民の利益と幸福の為、「我らソビエトに全ての権力を!」こうして1917年のロシア革命は始まり、西側の資本と技術を継続的に導入しなければ成り立たない非生産的な経済システムがロシアに作られる事になった。そして彼らは、革命政府を通じてロシアの富と人民を搾取し、彼らの脅威となるロシアの発展を管理することを成功した。
ロシアを中国と置き換えれば、日中戦争の目的もここにあると見えますね。日米の支配層は中国共産党と非常に仲が良かった。
> もちろんこの事件には、彼らがソ連(今現在は、ロシアと中国!忍)という新しい市場の独占権を手に入れた以上の意味が含まれている。彼らは既に第1次世界大戦前の1913年、アメリカの国民にペテン的な連邦準備制度を押し付け、貨幣価値の意図的な操作によって莫大な富を蓄積する体制を整えていた。だがロシア革命の影響はアメリカの中産階級に激しい圧力を加える事により、29年の大恐慌と33年のニューディール革命を経て、アメリカに累進所得税を導入するきっかけを作り出した(それは、自らの課税を免れながら、彼らの競争相手である中産階級と自由主義企業の没落を図るという、実に巧妙なやり方を取った)。
◎共産主義大機構の建設
仮に世界革命の結果、現在より中央集権的な権力が樹立されたとしても、共産主義
と国際金融資本の利害は何等矛盾しない。国際金融資本は、中央集権的な政府と取引
するのを好む事はあっても、自由主義経済と地方分権的政府を望む事は決してない。
何故なら、これらは権力と共に富をも分散してしまうからだ・・・彼等一握りの銀行
家とその黒幕は、ボルチェビキでも、共産主義者でも、社会主義者でもなく、民主主
義者でも、アメリカ人(自由主義者)でさえもない。彼等は只ひたすら市場を求め、
より大きな国際市場を望み、世界の市場を排他的に独占する事を最終目標としている
人々なのである。(アントニー・サートン)
日本の地方行政・道州制の流れ、小泉改革の流れを見る上でも、直接関わってくるような問題だと思います。