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高速道路予定地内で墳墓群発見、ミイラ多数を発掘
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200403100019.html
2004.03.10 Web posted at: 18:29 JST - REUTERS
リマ(ロイター) 南米ペルーの首都リマの近郊で、高速道路の建設予定地内で約500年前のインカ帝国時代ものとみられる墳墓26基が発掘され、これまでミイラ20数体が確認された。インカ時代の大規模な墓地区域と推定され、今後の調査で、さらに多くのミイラや副葬品などインカ時代の考証に重要なものが発見される可能性もある。
この墳墓群は、1472─1532年ごろにさかのぼるとみられ、ミイラは大人だけではなく、子供のものも見つかった。また、埋葬前の儀式に使われたとみられる様々な品も数多く見つり、考古学者は「非常に重要な発見だ」としている。
埋葬されていたのは、副葬品などの種類から中流階級の農民や職人とみられる。
しかし、リマ市当局は、墳墓群の保存は実行せずに高速道路の建設は予定通り進めるとの方針を発表。現状のまま保存すると、墳墓群が盗掘に遭う恐れがあるため、これまでの発掘品は博物館で保管するとしている。
一方、発掘作業に参加する考古学者のフェデリコ・カフマン氏は、墳墓の保存を主張し、高速道路はトンネルを造って地下方式にする選択もあると強調している。「ペルーには、ミイラを保存する技術も資金もない。今ある博物館には、保存スペースさえもない」と指摘、市の方針に反論している。