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質量の謎解く「クオーク凝縮」東大・早野教授らが確認(読売新聞)
http://www.asyura2.com/0403/bd34/msg/129.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 07 日 09:02:16:eWn45SEFYZ1R.
 

(回答先: 「物になぜ重さ?」仕組みの一段階確認 東大教授ら(朝日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 07 日 08:53:38)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040306i512.htm

物質の質量が生まれる仕組みの一つとして予言されていた「クオーク凝縮」という現象を、東京大学の早野龍五教授や理化学研究所などの研究チームが実験で確認、米物理学会発行の「フィジカル・レビュー・レターズ」に発表した。

 物質の構成要素である陽子や中性子は3個のクオークから出来ているが、このクオーク3個の質量を足しても、陽子や中性子の質量の2%にしかならず、残りの質量がどこから来るかは謎とされてきた。

 それを説明しようと考えられたのが「クオーク凝縮」という現象。陽子などを構成するクオークとは別の性質を持つクオークが、対になって陽子などの周囲にひしめきあって存在し、このクオーク対が陽子などに質量を与えるとされる。

 クオーク対の密度は真空中で最も強く、高温高圧になるほど弱まるとされ、その割合については約20年前に予測されていた。

 早野教授らはクオーク対の密度の変化を調べるため加速器でスズの原子核内にクオーク2個でできたパイ中間子を入れ、その結合エネルギーから密度を割り出した。その結果は予測された理論値とほぼ一致。これは「クオーク凝縮」という現象の存在を間接的に証明したことになるという。

 物質の質量の起源については、ヒッグス粒子という未知の粒子の関与が予測されており、世界の研究機関はヒッグス粒子発見を目指している。今回、確認されたクオーク凝縮はヒッグス粒子によって生まれた質量が、さらに増えるメカニズムを明らかにしたもの。

 ◆クオーク=物質を形づくる基本粒子。アップ、ダウン、チャーム、ストレンジ、トップ、ボトムの6種類がある。いずれも単独では観測されず、2個集まった中間子、3個集まった陽子や中性子が物質の基礎となっている。

(2004/3/6/21:11 読売新聞 無断転載禁止)

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