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(回答先: Re: Re:今井さんは許す。しかし、郡山さんと遠山さんは非国民宣言を! 投稿者 ちゃんねらセブン 日時 2004 年 4 月 18 日 22:10:41)
うーん。
批判の大半が僕の表現の仕方に当てられているようですね。
まあ色々とあなた以外にも、書き込みに対して(2ちゃんねらーとおぼしき人から)挑発的な書き込みをされたからね。とはいえ少し大人気なかったかもしれないな。
もちろん真摯な批判には応答したいとは思うよ。
ただ、まともに読みもせず、間違った要約をしておいて
恣意的に自分の主張を垂れ流す奴に対してはそもそも対話自体が成り立たないでしょ。
そういう人は相手にするだけ無駄なので
まあ、慣れ親しんだお仲間のところに戻って仲間内でマターリ与太話をしてればいいんじゃねーの、ということです(逃げたと思われても、正直こっちとしては何とも思わないし、逆に逃げられた方が寂しいんじゃねーの?…ていうのは言い過ぎか)。僕に相手をして欲しいが為に煽ったって、それに全て乗ってあげるほどこっちもヒマじゃないのだ。
もう一つ。今回2ちゃんねると世論がシンクロしてるってのは知ってるよ。だから僕はそれに違和感を感じる者の1人としてあえて書き込みをしてみたわけ(もし2ちゃんだけの「祭り」なら「まあ勝手にやってれば」としか思わなかったでしょう)。だから2ちゃんで支持者がないっていうの十分予想の範囲内(まあこんなに早く晒されるとは思ってなかったけど)。とはいえそもそも僕はそれほど2ちゃんに興味がないの。だからそれは評価基準にはなりえない。
さて前口上はそれくらいにして
>ええっ?
いつ僕が政府が何でもできるっていいました?
「じゃあ、ナンダカンダ言って、政府はいざとなったら結局どんな状態の国民も助けなきゃいけないとなると、それを利用してリスク恐れずやりたい放題の奴も出てくるじゃん。」という発言は、あなたの「政府は国民の救済義務」がある
というのをうけてのものですが・・?
私自身は政府に過大な期待もしてないし、
ましてや政府が最後には何でもかっこよくキメてくれる超人なんて意図の発言は
どこにもしてませんが・・・
について。
ちなみに僕の考えは2ちゃんねらに広く分布する認識とそう違いはないと思ってる。
僕の言う「救済義務」は「救出活動に全力を持ってあたる義務」です。
「救出に成功しなかったら必ず政府は責任とれ」という強い意味での「救済義務」じゃない。
あなたも自分で「政府に過大な期待はしていない」と言ってるよね。
僕はまさにそれを言いたいわけ。
ただあなたたちが思うほど皆も馬鹿じゃないんだよ。
海外在留経験ある奴なら、海外じゃ外務省は当てにならないってのは常識。
だから「政府を当てにしてやりたい放題」する奴なんてありえないの。
もしそういう奴がいたとしたらそいつは政府が「スーパーマン」か何かと勘違いしてるんでしょうよ。でもそんな奴はすでにとっくにこの世からオサラバしてると思うよ。
だから「政府を当てにして好き勝手するな」という意見はそもそも出発点からズレてんの。
好き勝手するのは自由だし、自己責任なの。
ただいったん危機に陥った時は、そいつがいかに無謀であろうと、現政府の政策に反対している奴であろうと、犯罪者であろうと、政府が何が何でも全力で救出にあたるのは義務。僕が言ってるのは、本人の「自己責任」と「政府のベストを尽くす責務」がプラスマイナスで相殺されることはありえないよ、ってこと。「自己責任だから見捨てられても仕方ない」なんて話は絶対にされるべきではないって事です。いつでもどこでも誰にでもベストを尽くせ、それが政府に課せられた使命。
まとめると自己責任ていうのは「政府が救出活動にあたる過程でドジでも踏んでそれが原因で死ぬということでもない限りは、犯人以外恨んじゃダメだぜ」ってことにすぎない。自己責任だから救出活動もそれなりでOKなんて話は、繰り返すけどありえない話。
ちなみに僕がむかついたのはいきなり小泉内閣の閣僚が「自己責任」「自業自得」とかぬかしやがったことだよ。「仮に救出活動のミスで死んだら自己責任だと責任転嫁」、「万が一成功したら、ホントは自己責任だけど、情け深い俺たちが救ってやったと手柄をアピール」みたいに、どっちに転んでも批判が来ないように、国民の無知につけ込んで、ミエミエの卑怯な予防線張ったから。それって政府としてどうなのよ、と思ったわけ。
それからもう一つ言っておくと外務省って本当に何の情報もコネも持ってないよ。
サウジのかつての某大使は「GMT」(顔を合わせるとゴルフか麻雀かテニスを誘ってきて仕事しねえから)ってあだ名つけられてたし、湾岸戦争の時はある中東の国の大使が民間商社に「こっちには情報ないんですよね〜。何か情報ありませんか?」などとたわけたことを聞いてたといった話はゴロゴロ転がってる。
だから今回20億かかったと言うけど、ほんとにそれは必要経費だったのかね、と言いたいね。
日ごろサボりまくって乏しいネットワークしか作ってきてないから、余計なことまでして(怪しいブローカーに金払ったりして)経費がかさんだんでないの?それって政府の義務であるべきこういう事態に備えてなかった=職務怠慢による税金の無駄遣いなんじゃないか?という議論は十分成り立つ。
20億かかったから被害者が払え、という議論がちょっと乱暴なのはお分かりでしょう。
だからさ、「被害者気に気にくわね〜」=「外務省・政府マンセー」に短絡的に裏返しで繋げるのはまずいよ、それだと重要な「外務省の無能さの問題」とかそういうのまで覆い隠されちゃうぜ、ってことは言っておきたいね。こういう政治的な問題が絡んでもない限りは、あいつらに「在外邦人の保護」意識なんてねーもん。イラクじゃなくとも、普通の海外旅行ですら経験するあの大使館のあまりの役に立たなさぶりはほっといて良いのかね。それも「自己責任論」で免罪しちゃいますか?僕はまずいと思うけど。
確かに「地球市民として」とか言ってる奴らが「政府に助けて」っていうのが「感情的」に気に食わないのは、よく理解できる。「地球市民」がどこにいるのか知らないが(いるわけねーけど)、そいつに助けてもらえよ、ってことだよな。
ただ感情論一辺倒でものが見えなくなるのはマズイというお話なんだよ、結局はさ。
以上。