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(回答先: Re: Re:今井さんは許す。しかし、郡山さんと遠山さんは非国民宣言を! 投稿者 Kurt 日時 2004 年 4 月 17 日 18:45:38)
「政府にとって自国民の生命の安全の保障は義務」云々は当然のことで、パスポートに自国民の安全を外国官憲に対して要請する文章が書かれている所以ですね。だから、あなたの嫌いな政府も救出に動いたのだと思いますよ。義務としての認識が無ければ放っておかれたことでしょう。
ただ、だからと言って拘束された自分の家族を救出するために自衛隊の撤収を強要したり、首相に直談判させろと言ったりするのは明らかに行きすぎではないですか。これではテロ誘拐犯人の犯している明らかな犯罪行為を正当化させかねない危険性をはらんでいます。それに、自国民から「自衛隊の派遣なぞをするからだ」などと、無用な言いがかりを付けられた政府の困惑はどうなるのかな。外国から見れば、国内の統治も満足にできない政府だ、などと軽んじられ、事後の外交にも影響があるのではないかと考えます。
首相に対する面会の強要も、外務省や人権問題を担当する総務省の機構をないがしろにするもので、何でもかでも「首相に会わせろ」では首相たるもの身がいくつあっても足りなくなるのではないですか。通常このような要求がなされたときには、担当部局の窓口を紹介しそこに行ってもらうのが正しいやり方で、直接自分で会うとするのは、機構をないがしろにした判断で、アメリカなどで大統領が陳情受付に奔走するのは選挙民に対するPR活動で全く別の判断で行われていると考えるべきではないですか。
このような点が「迷惑をかけている」ことになるのだと考えています。)少なくとも僕の場合には)
国民固有の権利である基本的人権も、しかし、公共の福祉のためには一歩下がらねばならないことになっているのですがね。都合のよいときだけ「憲法で保障されている」などと主張されるのも困りものですね。
そもそも、政府が渡航制限を掛けたり、危険地帯の指定をするのは、政府が自国民の安全を保証できないような事態が生起しかねないと判断しているからであって、それにも従わずに行動をして、「安全を確保するのは政府の責任だ」などと言えた義理では無いでしょう。このような判断をするのは、政府が「自国民の安全を確保するのは政府の義務だ」と認識している何よりの証拠だと考えますがね。
なお、投稿の中で相手を馬鹿呼ばわりするのは止められたほうが良いのではないですか。人付き合いの教養に欠ける無知な人だと軽んじられますよ。
ひもろぎ