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(回答先: 北朝鮮が核計画放棄なら、経済支援の道も=米国務長官 [ロイター]【どこが「経済支援」するのか】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 3 月 03 日 15:08:58)
【ワシントン中島哲夫】北京での第2回6カ国協議で米政府代表団を率いたケリー国務次官補(東アジア・太平洋担当)が2日、米上院外交委員会の公聴会で証言し、北朝鮮が存在を否定している高濃縮ウラン開発計画も含めて核問題は解決可能だという見方を示した。
ケリー次官補は同協議期間中、北朝鮮代表の金桂冠・外務次官から直接「我々がウラン濃縮をしている証拠があるというなら見せてはどうか」と求められ、「(核兵器開発を狙う)諸国がしばしばウラン濃縮計画に手を出すのは、プルトニウム計画より容易に隠せるからだ。すべての情報をあなたに知らせれば、隠すのはもっと簡単になるだろう」と拒否した経緯を明らかにした。
北朝鮮は今回協議で原子力の平和利用を放棄対象に含めないと主張し始めたため、「ウラン濃縮は平和利用が目的」と釈明する可能性が指摘されているが、ケリー次官補は、北朝鮮が今回は単に計画の存在を否定し続けたと指摘。
しかしこの否定は他の参加国の応援を得られなかったといい、次官補は「北朝鮮はこれをもう少し分析し、最終的解決に含める道を見いだすかもしれない」と期待を表明した。
次官補は次回協議の開催や作業部会設置に合意できた点をあげて、今後の進展の基盤を作ったと指摘。まだ重要な点で立場の相違があるものの、北朝鮮の核計画の「完全、検証可能、不可逆的な廃棄」という目標が焦点を外れることはなかったとして、成果を自賛した。
次官補は一方、北朝鮮が再処理(プルトニウム抽出)を終えたと主張している約8000本の使用済み燃料棒について、「確たる情報はない」と指摘しながらも「すべて再処理した可能性はかなりある」と述べた。これまでは「一部だけ再処理した」との分析が有力だった。次官補は発言の根拠を明らかにしなかった。
[毎日新聞3月3日] ( 2004-03-03-12:40 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040303k0000e030050000c.html