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防衛庁は1日、国際貢献、対テロ、ミサイル防衛に対応した防衛庁長官直轄の専門部隊を2006年度にも創設する方針を固めた。イラクへの自衛隊派遣など国際貢献活動や、国内のテロ対策などの重要性が一段と増していると判断。今年中に9年ぶりに全面改定する「防衛計画の大綱」に専門部隊の設置を明記する。
国際貢献、対テロ、ミサイル防衛の専門部隊は東京・市谷の防衛庁に司令部機能を置き、防衛庁長官が指示を出す仕組みにする。規模は今後詰めるが、三部隊合計で5000人以上を想定。各部隊とも陸上自衛隊が核となる。ただ、北朝鮮のミサイルなどを念頭に置くミサイル防衛部隊を中心に海上、航空両自衛隊から要員を受け入れる。対テロ専門部隊は、3月にも習志野駐屯地に設ける対テロ特殊部隊や、大宮駐屯地の化学防護隊などを統合し、総合的な対処を可能にする。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt69/20040301AS1E0100C01032004.html