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イラク人による暫定統治機関、統治評議会は28日、来年10月の新憲法制定まで「暫定憲法」の役割を果たすイラク基本法制定に向けた詰めの協議を続けたが、昨年11月に定めた29日午前零時(日本時間同6時)の制定期限内の採択には至らなかった。
イスラム教の位置付けなどをめぐり各派の対立が根深いためだが、同評議会のマフムード・オスマン評議員は「あと数日かかっても、問題を解決する方が重要だ」と述べ、一両日中の採択を目指す。
シーア派など保守勢力の評議員らは「イスラム教は立法の重要な源」との表現を盛り込みシャリア(イスラム法)の存在感を強めるよう要求。しかし女性評議員らが反発し、また米国主導の連合国暫定当局(CPA)を率いるブレマー行政官も「重要な源の一つ」と表現を弱めなければ承認しない姿勢を示している。
さらに、採用が決まっている大統領評議会による集団指導制の具体的な運用方法や、地方政府の権限などについても各派の利害が対立している。(共同)
(02/29 08:39)
http://www.sankei.co.jp/news/040229/kok038.htm