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『アフガン零年』より『ラスト・サムライ』がノミネートされるのは地政学的理由だ!
"The First Samurai in Iraq" という見出しがおどるだろう,その時期は3月14〜29日!
佐々木@アカシック今年の予言でございます(^^;
とりあえずほんとに渡辺謙が受賞するかどうか見てみましょう(^^;
あ,ちなみに『アフガン零年』ってのはこれです→http://www.uplink.co.jp/afgan/
http://www.akashic-record.com/y2004/mar.html
3月14〜29日の死闘 〜イラク反米テロのピークは予測可能〜
>03年の授賞式は、米イラク戦争の開戦直後だったために、授賞式の生中継は何度も「臨時ニュース」で中断されたうえ、生中継をよいことに世界に向かって政治的な(反戦)コメントを、司会者やアカデミー協会の制止を無視して勝手に口走る者も出て、まったくさんざんな授賞式になってしまった。
>アカデミー賞授賞式は、カンヌ映画祭のような「単なる授賞式」ではない。ハリウッドが全世界の映画ファンに向かって自分たちの作品を宣伝する貴重な機会であり、式そのものがハリウッドの(欧州映画とは違う)楽しさをアピールする、巨大なエンターテイメントであり、これは彼らの世界戦略と結び付いている。
http://www.akashic-record.com/y2004/afg.html
3月アフガン決戦
>米軍は、春に、アフガンで激しいテロ掃討戦をやる予定なのだ。
> 掃討戦を激しくやれば、当然、掃討されるテロ勢力の側は死に物狂いでカウンターアタック(反撃)に出る。装備や索敵・通信技術で劣るテロ側が勝つには、攻める米軍側を、ベトナム戦争当時のように国内外の世論から孤立させるしかない。だから、テロ側の反撃は、アフガンやその周辺での活動に留まることはない。
>しかし、アルカイダが反撃してイラクで米兵の死者を出しても(すでに米兵は何百人も死んでいるので)とくに大きなニュースにはならない。だから、それによって米国内外世論の、米軍の反テロ戦争への支持が大きく減ることはない。
>ところが、04年3月以降、イラクには、米国の同盟国・日本の軍隊(自衛隊)が600人規模の部隊を展開しているはずだ。この軍隊は発足以来一度も国外で「有事」(殉職)を経験したことがないうえ、そのイラク派遣をめぐっては、日本国内でも国民の約半分が反対している。
>これはテロ勢力にとって非常に魅力的なターゲットだ(04年1月24日放送のTBS『ブロードキャスター』におけるロシア人ジャーナリストの意見)。イラクで米兵を3人殺しても、その記事が米国内で新聞の一面に載ることはあまりない。ところが、自衛隊員を1人でも殺せば、その死亡記事は日米はもちろん世界中の新聞記事の1面を飾る。
>すでに伏線は出揃った。
> 人の死を期待するのは不謹慎なので口にこそ出さないが、小泉政権の退陣を願う米共和党、日本の民主党、自民党の政治家たちは、04年3月下旬、米国の新聞の1面に、次のような見出しが出るのを指折り数えて待っている:
"The First Samurai in Iraq"
日本人俳優・渡辺謙の米アカデミー賞助演男優賞ノミネート(たぶん受賞)で注目され、日米でヒット中の映画『ラスト・サムライ』にちなんだ、上記のような見出しが出たら、それから1年を待たずに、小泉政権は崩壊する。
http://www.akashic-record.com/y2004/oscar.html
オスカーの地政学
> 03年5月の日米首脳会談では、日米同盟をグローバルな同盟にすることで合意した。その時点でとっくに、米国の「指導層」は、03〜04年に日本に戦後初の自衛隊海外派兵をさせると決めていたはずだ。
>しかし、これに対しては、日米の左翼(リベラル)勢力(親中国派)や中国、韓国などアジア諸国の政府、マスコミが「日本軍国主義が復活する」などとこころない誹謗中傷をして反対する恐れがある。
>そうした批判を映画の力で封殺してしまえ、と米国の「指導層」は、03年の日米首脳会談のはるか以前から「地政学的に」考えていたはずだ。具体的には、彼らはアカデミー会員のプロデューサーたちの耳元で「(武力を持った)日本人が信頼できる友人たりうることを(米国人に)示すような映画があるといいんだけど」「日本人が好戦的でなく、平和主義的であることを示す日本映画の傑作を探し出して米国で公開してほしい」「中韓仏露の映画から傑作を探す努力は、今年はほどほどに」などとささやいたはずだ。
>【じっさい、ロシア映画『ザ・リターン』や、ゴールデングローブ賞を受賞したアフガン映画の秀作『アフガン零年』が米アカデミー賞外国作品賞にノミネートされなかったことには「偏向」との批判が強い(ロイター04年2月23日)。】
>そして、イラクで、米軍の占領統治に協力する形で復興支援事業にあたっている日本の自衛隊員がもし犠牲になったら、米国人はだれから言い出すともなく口々に「ファースト・サムライ」と言うに違いない。
>それは「日本は、好戦的でも侵略的でもない、献身的なサムライの国だ」という意味である。
>【筆者は、イラクで自衛隊員の犠牲者が出る「自衛隊有事」を期待しているわけではない。が、たぶんそうなると予測せざるをえない。理由は前回述べたとおり。】