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(回答先: 北朝鮮「全面核停止」提案 6カ国協議2日目 [共同通信]【日朝交渉が妥結していることを示唆】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 26 日 22:52:51)
北朝鮮の核開発問題をめぐる6者協議に出席している北朝鮮の代表団は26日、北京で記者団に対し「我々は米国が敵視政策を変えれば、核兵器計画を放棄する」と明らかにした。同日開かれた協議全体会合の席上でも北朝鮮代表団が同様の説明をした。平和利用も含めた完全な凍結・廃棄を求めている日米韓はこうした北朝鮮の方針に反対しており、27日も協議が続く見通しだ。
北朝鮮代表団の一人が北京市内で「米朝間ではまだ突破口が見えないが、我々は真摯(しんし)に話し合いを続けていく」との声明を読み上げ、核凍結の対象について明らかにした。
この日は午前9時半(日本時間同10時半)から約4時間にわたって2回目の全体会合が開かれ、北朝鮮は、前日に言及した「核凍結」について、「核廃棄」に向けた第1段階だと表明した。この点について日本を含む大半の国は評価したが、凍結・廃棄の対象や範囲が明確でないとしてさらに論議になった。ロシア代表のロシュコフ外務次官によると、「北朝鮮は、核を凍結しても、平和利用は続けると説明した」という。
韓国代表団筋の説明によると、韓国は北朝鮮が全面的な核廃棄への意思を明確にすることを条件に、関係国が3段階に分けて「安全の保証」の意思を示し、韓中ロがエネルギー支援を始めることなどを改めて提案。日米はこれに対し理解、支持する考えを伝えた。
だが、凍結条件をめぐって北朝鮮が「核兵器計画」に限定していることから、平和目的も含めた完全放棄を求める日本や米国などは、さらに議論が必要だとしている。27日には、協議の継続に向け、共同文書の内容などを話し合う。
一方、作業部会の設置については合意できる方向という。6者協議の継続・定例化を視野に、6者協議の次席代表や大使クラスなどで構成することを想定。核開発放棄に至る道筋や北朝鮮に対する安全の保証の方法などについて調整する方向だ。核査察についても専門家が加わる可能性もある。
共同文書について中国政府は同日、改めて「各国が共通認識に達した部分を文書で確認したい」(章啓月(チャン・チーユエ)外務省副報道局長)と表明。ただ文書の内容については、北朝鮮の「核開発放棄」をめぐる文言で、米国が求める「完全、検証可能で後戻りできない廃棄」という内容を入れるのか、それより緩やかな内容にするのかなどの調整が残る。 (02/26 22:37)
http://www.asahi.com/politics/update/0226/008.html