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ロシア、新たな弾道ミサイル技術を開発。21世紀 --- ロシア=ソ連は全ユーラシアへ大侵略を開始する(『株式日記と経済展望』より)
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投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 2 月 23 日 11:27:10:Sn9PPGX/.xYlo
 

ロシア、新たな弾道ミサイル技術を開発。21世紀 --- ロシア=ソ連は全ユーラシアへ大侵略を開始する

2004年2月22日 日曜日


◆ソ連崩壊後最大の演習開始 核戦争想定しロシア軍

【モスクワ16日共同】インタファクス通信によると、ロシア連邦軍は16日までに、1991年のソ連崩壊後では最大規模の軍事演習をロシア全土で開始した。
 バルエフスキー第1参謀次長は演習の目的の1つとして戦略核兵器の能力の点検を挙げ、演習が核戦争を想定したものであることを示唆した。
 ロシアでは3月に大統領選を控えている。演習は、弱体化した軍の再興を示すことで、約99万人の軍人やその家族を中心とする有権者の間で、プーチン政権への支持を一層強めるのが狙いとの見方が強い。
 演習への動員兵力は不明だが、国防省当局者は「陸、海、空のロシアすべての核戦力が動員される」と述べ、主力戦略兵器を総動員した大規模なものになることを明らかにした。
 演習では、バレンツ海の原子力潜水艦からの大陸間弾道ミサイル発射訓練や、主力戦略爆撃機Tu160からの巡航ミサイル発射訓練などを実施する。
 インタファクス通信によると、北部のプレセツク基地からは軍事衛星が打ち上げられる。
 演習は10日から本格化し、今週、最大のヤマ場を迎える予定だが、その終了時期は不明。(共同通信)
[2月16日20時26分更新]

◆ロシア、新たな弾道ミサイル技術を開発

[モスクワ 19日 ロイター] ロシアのバルエフスキー第1参謀次長は、同国があらゆる防衛システムをあざむくことのできる弾道ミサイル技術を開発した、と表明した。500億ドルを投じた米国のミサイル防衛システムに対する明らかな挑戦とも受けとめられるという。
 前日には、プーチン大統領が、米国に匹敵する次世代の長距離兵器を軍に導入する、と述べている。
 同次長は、ロシアは18日に行った大規模軍事演習で、飛行しながら防衛システムをあざむく機能をもったミサイル・システムの発射実験を行った、と述べた。
 同次長は記者会見で、「昨日の試験で、ロシア戦略軍(の攻撃)に対し、あらゆる防衛システムを機能不全にする兵器が開発できることを確認した」と語った。(ロイター)
[2月20日15時43分更新]

◆二一世紀ロシア=ソ連は全ユーラシアへ大侵略を開始する

◆ソ連共産党が大謀略を開始した理由

 ソ連の中距離核ミサイルは米国には届かないが、西ヨーロッパに配備される米国の中距離核ミサイルはソ連の中枢部(ソ連の欧州部)に到達する。このような「地理の非対称」が米国とソ連の間にはあるのである。だから、もしも米国をリ−ダ−とする西側が欧州で戦域核戦争を起こせば、核戦力も通常戦力も圧倒的に優位のソ連が西ヨーロッパを制圧することにはなるが、ソ連の政治・軍事中枢は米国の中距離核ミサイルで壊滅してしまっている。つまりこの戦域核戦争後のソ連は、もはや核超大国ではなくなってしまっているのである。一方、米国本土は無傷で残っているのである。だから、アメリカが全面核戦争(=戦略核を使用する)の恫喝をすれば、ソ連にはもはや屈服するしか道はないのである。これらは、中川八洋教授が主張していることである(『蘇えるロシア帝国』一二三頁以下、『大侵略』六八頁以下参照)。

 なお、八三、八四年当時、アンドロポフソ連共産党書記長は、「戦域核戦争は、必ず全面核戦争にエスカレートするぞ」と何度も宣言していたが、これははったりでしかない。全面核戦争にエスカレートさせるということは、米ソ共倒れになるということであり、ソ連の消滅である。しかしソ連の目標は世界制覇であるから、自らが滅んでしまう戦争は絶対にできないのである。だからもしも西側が、欧州で戦域核戦争を仕掛けたとすれば、ソ連は、全面核戦争にエスカレートさせずに、欧州のみに限定する戦域核戦争を戦うしかない。そして前述の如く、ソ連には敗北しかなくなるのである(『蘇えるロシア帝国』一二九頁参照)。

 レーガン大統領の「ソ連=悪の帝国」発言と、グレナダ共産政権つぶしの軍事行動、そして八三年からのINF(中距離核戦力)の西ヨーロッパ配備開始によって、ソ連共産党のエリートは、レーガンは本気でソ連をつぶすために西側を総動員して戦域核戦争を仕掛けてくるかもしれないと考えて、恐怖に陥り、臨戦態勢をとったのである。

 もちろんレーガン政権は、戦域核戦争を自ら仕掛けるつもりでINFを配備していったのではない。このINF配備は、ソ連のINFにバランスさせるためにしたにすぎなかった。だが、世界征服のためならば「味方」さえも犠牲(東欧解放の演出で東欧の共産党を犠牲にした)にするメンタリティーのソ連共産党は、自らの姿によって相手を判断することによって、米国もそうだろうと考えた。だから恐怖のためにパニックに陥っていったのである。

 西欧配備の米国のINFとは、ソ連が西欧へ侵略を仕掛けたとすれば、米国と西欧(NATO)は欧州戦域核戦争で対抗できるようになるということを意味する。戦域核戦争になれば、戦争後のソ連の敗北は決定してしまうから、ソ連は西欧を侵略することはできなくなってしまうのである。すなわち米国のINFの西欧配備開始とは、ソ連を完全に封じ込めるものになったのである(『大侵略』六九頁参照)。

 さらにSDIの研究開始決定が、ソ連共産党を恐怖のパニックに陥し入れた。SDIが開発配備されれば、ソ連が長年苦労して開発・生産・配備してきたICBM、SLBM(潜水艦発射弾道核ミサイル)が宇宙で破壊されてしまうことになり、無効になってしまう。そうなればソ連は、「ICBM、SLBMを米国へ撃ち込むぞ!」という脅しが使えなくなるから、米国の核抑止がストレートに機能することになり、全ヨーロッパ、東アジア、中東を侵略・植民地支配するという(→さらに世界支配へ)ソ連の念願は不可能になってしまう。ソ連は完全に封じ込められてしまうのである。そればかりか、米国がソ連帝国解体のために戦略核戦争の恫喝を加えれば、ソ連は屈服、降伏を余儀なくされることになってしまうのだ。

 つまりソ連共産党=ソ連は、米国レーガン政権によって徹底的に追い詰められたのである(だが、米国には軍事理論的にその自覚が全くない!)。再び繰り返そう。このまま事態が進展していけば、客観的に、ソ連は完全に封じ込められて対外侵略ができなくなってしまうだけでなく、将来、透徹した指導者が米国に現れたら、米国の戦略核戦争の恫喝によって、ソ連は敗北、解体することにさえなってしまうのである。

 この心底からの危機感と恐怖感が、ゴルバチョフらが、世紀の大謀略シナリオを創り、発動していかざるをえなかった理由である。

(中略)

◆21世紀ロシア=ソ連は全ユーラシアへ大侵略を開始する

今後ロシアは、現在実行中の大謀略戦争を時間をかけて更に発展させて、ロシアの戦略環境をより優位なものにしていく。現在ロシアは新型ICBMを開発しているし、古い兵器を廃棄して(これを軍縮だと騙す)、最新鋭のものに更新している。そして二○一○年か一五年か二○年かはわからないが、これで十分だと判断したら、核兵器、化学兵器、通常兵器を総動員して、一気に日本など東アジア、全ヨーロッパ、中東へ大侵略を開始することになる。

 ロシアのエリートは、この大侵略を開始するとき、偽装をやめてソ連であることを公然と宣言して革命戦争として行なうはずである。そうすれば、西側各国の左翼勢力を味方にでき、西側各国内を分断できるからだ。その頃になれば、かつてのソ連が言語に絶する非人道的国家であったという事実は、西側の人々の記憶から消え去ってしまっている。

 ソ連が大侵略を開始せんとしたとき、思想軟弱になり軍事的にも大劣位になっている米国は、自分の国が侵略されてもいないのに、ソ連から大量の報復核が飛んでくることを覚悟して、ソ連の政治・軍事中枢へ戦略核を撃ち込んでソ連の侵略を止させようとするだろうか?できるだろうか?その答えは否だ。米国は消極的に侵略を容認していくだろう。侵略された日本など東アジア、全ヨーロッパ、中東では大虐殺、大収奪、大強制連行・強制労働の地獄が出現する。何千万人もの貴い命が奪われることになる。

 このまま時が進めばそうなるしかないだろう。私たちは一日でも早くソ連=ロシアの大謀略に気づき、米国を中心に西側同盟の結束を強化し、関係する条約、協定を全て破棄し、一切の交渉を拒絶し、核戦力をはじめとする軍備を増強して、今度は自覚的に「欧州戦域核戦争戦略」に基づいてロシアを攻勢的に封じ込めていく冷戦を早急に再開していかねばならないのである。同時にNMD、TMDさらにSDIを開発配備していかねばならない。


日本と自由世界の安全保障研究会

(私のコメント)
最近ロシアが大規模な大軍事演習をした事を日本人のほとんどが知らない。また記事を目にした人もそのニュースが何を意味するのかを知る人はほとんどいない。新聞やテレビがほとんど報じないからだ。私もネットで検索して始めて知った。ロシアが核戦争を想定した大規模な軍事訓練を何故今この時期に行ったのだろうか。

ソ連はアメリカとの軍備拡張競争に敗れソ連は崩壊し、新生ロシアとして再出発したと見ていた。しかしソ連が崩壊したとするならば、何故いまだに共産党があり、クーデターを起こしてゴルバチョフを追い落とそうとした八人組が釈放されているのか。これは一種の八百長の革命だったのではないか。

プーチンという元KGBの大佐が大統領になってようやくソ連の大陰謀の正体が見えてきた。確かにソ連という国家は崩壊したのだが、これは数十年先を見越した戦略の建て直しをしたに過ぎない。90年までのソ連は経済力も東欧を支えることは出来なくなり、軍事技術もアメリカのSDIに対抗できる技術力を持つことが出来なかった。

そこでソ連は一気にリストラを行うことによって、経済力と技術開発を行えるだけの余力を確保して来たのだろう。従来の核戦力は旧式化して使い物にならず、軍縮と称してアメリカを引きずり込んでEUのINFを撤去させ、大幅な米ロの核弾頭の処分を進めさせた。ロシアは本当にアメリカにとって無害な存在になったのだろうか。

テレビなどではソ連が崩壊して、経済が混乱している模様がNHKなどの特番で放送された。中にはロシア軍の核ミサイル施設まで公開された。このようにロシアの核ミサイルは老朽化してスクラップ寸前ですよと見せたわけだ。しかしそれらはNMD時代には無力な打ち上げ花火にしかならず、本当はNMDを無力にしてしまう新型ミサイルに転換することを隠していたのだ。

ロシアの大統領選挙もほとんど有名無実であり、ソ連時代の選挙と大して変わらなくなってきている。多くの大統領候補が立候補しているが、これらは演出に過ぎない。ソ連からロシアへと国名が変わっただけで旧KGBはそのまま生きており、その実態は何も変わってはいない。本当にロシアが変わったとするならば共産党への批判が高まり、大規模な混乱が起きたはずだ。国民自らがソ連崩壊はお芝居であることに気がついている。気がついていないのは西側のマスコミだけだ。サイトでは次のように指摘している。

◆ロシアでは国家テロルの恐怖が支配する

(2)次は妻が観たテレビ番組で、エリツィンの兄と母親を紹介したものである。多分NHKであろう。九○年代の初め頃だと思われるが正確な時期ははっきりしない。エリツィンの兄はレンガ職人であり、粗末な作業服姿で小さな家から出てきたのであった。また一緒に住む母親もエプロン姿で気さくなロシアのおばあさんという格好でいたというものだった。

 これはロシア国民が観れば子供を含めて全員が一発で嘘の芝居だとわかる代物である。なぜなら、ソ連時代であれ新生ロシア時代であれ、国のエリート(独裁者)たちは全員がその家族を含めて立派な宮殿や御殿に多くの召使いをかかえて住んでいるからである。日本のテレビ局はKGBにうまく騙されて、「市民派エリツィン」を日本国民に印象づける宣伝番組を作ったわけである。

 ソ連やロシアでは、エリートたちはどんな嘘の芝居でも平気で自ら演じ、また演じさせていくことができる、ということをこのテレビ番組は雄弁に物語っている。もしも日本の有力な政治家が同様な芝居をしたとすれば、すぐに暴露されて即刻辞任に追い込まれてしまう。だがソ連=ロシアでは、この嘘の芝居を暴露してエリツィンを批判した報道機関も民衆も誰ひとりいないのである。言論の自由、報道の自由は否定されている。KGB、内務省軍による国家テロルの恐怖が国民を骨の髄まで支配しているのだ。ソ連=ロシアがどれほど恐ろしい国かがわかるだろう。だが日本では外務省もロシアでは自由が保障されていると盲信してしまっているのだ。

(私のコメント)
ロシアのテレビや新聞などの報道の自由がプーチン大統領の登場で全く無くなってしまった。彼がKGB出身であることから国民は口を噤み、テレビなども政府批判は聞かれなくなってしまった。まるでソ連が復活したかのような印象であり、ロシアの実業家達も反プーチン派が逮捕されている。このようにニュースの断片を集めてゆくとロシア=ソ連の大謀略は本当に思えてくる。

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