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[YOMIURI LINE Web News 2/15版]
イラク南部サマワ郊外で建設が進む陸上自衛隊宿営地の地権者代表、M・ズガイヤル氏
(アルブルハ部族長)は14日、自衛隊との用地交渉が、双方が提示する賃貸料に大きな
開きがあるため、難航していると述べた。
ズガイヤル氏によると、陸自先遣隊が賃借を求めているのは、アルブルハ部族の100人
以上の地権者が所有する総面積250ヘクタール。同氏によると、自衛隊側は当初、
年間7000ドル(約74万円)の賃借料を提示したが、ズガイヤル氏はその100倍以上の100
万ドル(約1億500万円)を要求。その後、自衛隊は提示額を引き上げたものの、地権者側
は「問題外」(同氏)として大幅な上積みを要求しているという。
予定地は現在は荒地だが、ズガイヤル氏は「今年秋から用水を引き込み小麦を植える
予定で、ただの砂漠ではない」と主張している。それでも。サマワ周辺の農地の賃貸
相場から計算すると、宿営予定地の賃借料は2万5000ドル(約260万円)程度というのが
地元記者の見方。
まず大きく吹っかけて落としどころを探るアラブで一般的な交渉術と見られるものの、
契約にいたるのは、多数の地権者の承諾を取り付ける必要があり、同氏は「早期の
決着は困難」としている。ただ、同氏はすでに着々と進む宿営地建設工事に強行に
反対してはおらず、今後の交渉で妥協点を探るものと見られる。
[所見]
岡本行夫総理大臣特別補佐官ほか数次に及ぶ事前調査メンバーは、一体何をして
いたのやら。