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YOMIURI LINE 2/22 Web News
国連のアナン事務総長は19日、国連本部で行われたイラク復興に関する「友好国会合」
の場で、イラク多数派のイスラム教シーア派が求めていた直接選挙について、
「(主権移譲期限の)6月末より前の選挙実施は不可能」
との判断を公式に表明した。
アナン氏は更に、7月以降の暫定政権のあり方について、「(選挙管理)政府を創設する
仕組みを探る必要がある」と述べ、イラク統治評議会と連合国暫定当局(CPA)が昨年
11月に合意した内容の代替案検討の必要性を指摘した。
一方、国連外交筋によると、シーア派最高権威シスタニ師は、国連調査団を率いた
ブラヒミ事務総長特別顧問に対し、6月末までの直接選挙実施が不可能な場合、
国連安全保障理事会が早期選挙実施を保証する新決議を採択すべきと主張。
また、今後のあらゆる政治日程に国連関与を要求していた模様だ。
「友好国会合」は19日、国連安全保障理事会の常任理事国5カ国、周辺国、財務面・
軍事面での貢献国など46カ国とイラクが参加して初めて開かれ、各国が「国際社会が
一致団結している象徴となる」(日本政府代表)などとして、国連のイラク問題政治関与
を歓迎した。
[所見]アナン事務総長は(ノーベル平和賞など返上して)辞任してくれ。
イラク進攻当初、あれほど「国連が果たすべき局面などない」と言い募っていた米国
政府、自らの統治能力のなさを「国連の関与要請」によって糊塗してしまう戦術に
出てきた。
一方、それによって、「一応の顔を保てた」筈のアナン事務総長ときたら、やっぱり
「どこまでもブッシュ・サイト」は変えることなく、米政府の敷いたレール通りに
ことを運ぼうとしている。
イラクのみならず「中東の安定」は、ブッシュ政権の崩壊なくして、実現せず。