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【写真】サマワの病院で仕事しているふりをする自衛隊医官
防衛庁は、マスコミを動員して、イラク派兵を正当化するのに必至だ。
自衛隊の医官たちは、イラクの人々を治療する目的などまるでない。そんな指示も受けていない。するとすれば、診察しているふりだけ。治療は気休めの処置だけ。
医官が行ったのは、イラク派兵があたかも「人道支援」目的であるかのように演出するためのものである。当の医官たちも、そんな崇高な使命感など抱くはずもない。
かれらは、非戦闘員の治療のために雇用されているのではない。もし、かれらが民間人を診察する時は、兵器の効果を調査するサンプルとして患者を扱う場合のみである。
過去の腐敗ぶりからは、自衛隊の医官が崇高な使命を秘めているなどとは到底思えない。おそらく帰還後、自衛隊の医官たちは、また、各地で講演料や原稿料を稼ぐことだろう。堂々と、届ければ、違法ではないわけだから。
自衛隊医官処分:無断アルバイトで36人処分 防衛庁 【毎日新聞 2001年7月30日】
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200107/30/20010730k0000e040090001c.html
原則的に兼業を禁止されている自衛隊医官らが、届け出なしにほかの病院でアルバイトしているケースが実態調査で明らかになり、防衛庁は30日、5人を懲戒処分、31人に訓戒などを行った。
兼業のうわさが絶えないことから医官ら1300人にアンケートを行った。処分の内訳は、減給4人▽戒告1人▽訓戒2人▽注意10人▽口頭注意19人。
月給15分の1の減給という最も重い処分を受けた陸将補(59)は77〜91年、別の医療機関で月約6回アルバイト診療し、計4000万円を受け取っていた。
兼業が認められるのは、離島で医師が不足している場合などに限られている。防衛庁は今後、兼業基準の明確化や報酬の受け取り禁止を徹底する。
[毎日新聞7月30日] ( 2001-07-30-15:01 )
2003年5月9日(金)「しんぶん赤旗」
陸自、またカラ出張? 自衛隊福岡病院
ひんぱんに「医官募集」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-05-09/01_04.html
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陸上自衛隊西部方面隊飯塚駐屯地の不正経理が問題になっていますが、自衛隊福岡病院(福岡県春日市)でも毎年二月から三月にかけて通常はありえない名目の「出張」がひんぱんに行われていることが本紙の調べでわかりました。カラ出張の疑いがあるだけに、これについても厳正な調査が求められます。
本紙が入手した「旅費概算請求書」(一九九八〜二〇〇〇年)などによると、同病院では、飯塚駐屯地と同様に年度末の二月十五日から三月末の「運用統制期間」に「出張」が集中していました。
出張先は、埼玉・所沢市にある防衛医科大学校(防衛医大)を中心に、世田谷区の中央病院、兵庫・川西市の阪神病院などの各自衛隊病院。中には国公立や民間の大学病院の名前もありました。
出張名目は「医官募集」をはじめ、「施設管理業務調整」「施設管理調査」「病院研修」「業務研修」など。出張は一泊二日ないし二泊三日が多く、費用は四、五万円台〜六、七万円台が大部分でした。JRや私鉄利用が多く、航空機の利用もありました。
九八年二月から三月にかけては、福岡病院から所沢の防衛医大に計五人が出張しており、うち三人は「医官募集」名目でした。二〇〇〇年二月から三月は世田谷区の中央病院に四人が出張。多くが「研修」でした。
しかし、「医官募集」のために福岡病院から防衛医大など自衛隊病院に出張することはありえず、カラ出張のための名目づくりの可能性が強い―と同病院関係者は指摘します。
防衛庁も「防衛医科大学校の卒業生は本庁人事部の管轄で、方面隊や駐屯地が直接、学生を募集することはない」と説明。さらに、「医師が欠員したために民間から医師資格者を募集することもないわけではないが、基本的にはしていない。医官募集する際には公募で試験を実施して採用している」と明言します。また、「各地の自衛隊病院は、自衛官やその家族を診療する『職域病院』であり、民間との技術交流はないし、出張診療も行っていない」としています。
2003年5月20日(火)「しんぶん赤旗」
自衛隊 福岡病院のカラ出張 小沢議員追及
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-05-20/01_03.html
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「民間人の医師の名を使ってまでカラ出張による裏金づくりをしていた」――。陸上自衛隊の組織的な不正経理が問題になっていますが、自衛隊福岡病院(福岡県春日市)で、隊外の医師の名前を無断借用し、この医師を出張させたことにして裏金づくりをしていた事実が十九日、衆院決算行政監視委分科会で明らかになりました。日本共産党の小沢和秋議員が追及したもの。名前を使われた医師は本紙に、「出張」を否定しました。
小沢議員は、自衛隊福岡病院が二〇〇〇年二月十七日から十八日にかけて、東京・文京区湯島の東京医科歯科大学付属病院から医師を「手術指導」で招いた旅費精算請求書を提示しました。
医師は前年の十二月三十一日付で東京医科歯科大を退職、問題の「出張」時には国家公務員共済組合連合会・三宿病院に勤務。「出張」当日は病院の記録でも三宿病院で診療していました。医師は「以前に一度、福岡病院に行ったことがあるが、出張費ももらっていない」と語っています。
小沢議員は「年度末の予算消化のため医師の名前をでっち上げた出張ではないか」と追及。法務省に「虚偽公文書作成罪と詐欺罪に該当するのではないか」とただしました。石破茂防衛庁長官は「不正経理の端緒があれば厳正に調査したい」と約束。法務省の河村博審議官は「内容通りであれば(その罪が)成立する」と答えました。
また、小沢議員は自衛隊福岡病院の医官が「医官募集」名目で防衛医科大学病院(防衛医大)などに何度も出張している事実を紹介。「防衛医大生の人事は本庁業務と聞いている。地方の自衛隊病院が『医官募集』のために二、三月に出張する必要があるか」と問いただしました。防衛庁の松谷有希雄参事官は「論文指導と聞いているが、さだかでない部分もあるので事実関係を調査したい」と答えました。
防衛庁・自衛隊
第5回自衛隊員倫理審査会議事録
http://www.jda.go.jp/j/delibe/rinri/05.htm
1 日時
平成13年3月9日(金) 15時00分〜17時00分
2 場所
防衛庁A棟13階第2庁議室
3 出席者
(委員) 栗林会長 桐村委員 田中委員 田辺委員 永岡委員
(防衛庁) 柳澤人事教育局長 上瀧人事第1課長(幹事) 山中防衛施設庁総務部長 米岡防衛施設庁総務部人事課長 等
4 議事
(1) 審査会会合開会の辞
○ 栗林会長 皆様お揃いになりましたので、只今から第5回の自衛隊員倫理審査会を開催したいと思います。本日は委員の皆様におかれまして、ご多忙中のところご参集いただきまして、有り難うございます。
(2) 第4回倫理審査会議事録について
○ 栗林会長 議事次第がお手元に届いていると思いますが、一番目の議題は第4回倫理審査会議事録についてでございます。これについてご説明して、ご決裁をいただくことになります。それでは人事第1課長の方からご説明お願いします。
○ 人事第1課長 それでは説明させていただきます。お手元に第4回倫理審査会議事録についてという資料がございます。これは第4回倫理審査会の議事録でございますが,この第4回は、さらにその前の第3回の議事録の承認をまずは行いました。そのあと第2四半期の贈与等報告書の審査を行ったことが第4回の議題でございました。それについてまとめたものでございます。すでに資料につきましては事前にお配りしているとおりでございます。説明につきましては簡単ですが以上です。
○ 栗林会長 有り難うございました。第4回倫理審査会議事録について審議いたしたいと思いますが、ご質問やご意見はございますでしょうか。
特に、ご意見もございませんようですので、決裁につきましては他の議論が終えた段階で行いたいと思っております。
(3) 与等報告書の審査について
○ 栗林会長 それでは引き続いて議事の2番目に移らせていただきますが、これは贈与等報告書の審査であります。こちらは倫理法第6条の規定に基づいて五千円を超える贈与等を受けた部員級以上の自衛隊員が提出をいたしました平成12年度3四半期の贈与等報告書について、この審査会が審査を行うということになっております。それではこれにつきましても課長の方からご説明をお願いします。
○ 人事第1課長 はい、それではご説明させていただきます。
[中略]
引き続き、各件ごとにご説明させていただきたいと思います。
[中略]
22番から防衛医科大学校の分でございます。
22番・23番は、それぞれ同一人でございますが、それぞれ400字詰めの原稿30枚書いたものに対する印税がそれぞれ10月と11月に入ってきたというものでございます。
24番から32番は、同一人でございます。24番を見ていただきますと、国立病院東京災害医療センターというところでの講演の謝礼。
25番につきましては、「メディカル・プラックティス」という雑誌への原稿の原稿料。
26番は、これは佐賀血液浄化研究会というところでの教育講演の謝礼。
27番は、これは「プレホスピタルケア」という雑誌に対する原稿執筆及び校閲というものでございます。
28番は、日本学術会議での会議の出席の謝礼ということでございます。
29番は、救急振興財団の救急救命東京研修所における講義ということで、その謝礼。
30番は、現代医療社が出版している書籍の編集に対する謝礼、編集料でございます。
31番につきましては,これも先ほど出ました救急救命東京研修所における講義の謝礼。
32番も先ほど出ました「プレホスピタルケア」への原稿の執筆料でございます。
33番につきましては、これは埼玉県病院薬学セミナーの座長をしたということで、その謝礼ということでございます。
[中略]
77番は、これは医官でございますが、弘前大学医学部からの要請で講演をしたものでございます。
78番は、これも医官でありまして、酒田地区歯科医師会が主催している講演会における講演の謝礼でございます。
[中略]
83番は、防衛医科大学校医学会の会賞を受賞した副賞でございます。
[中略]
135番は、豊島区の歯科医師会における学術講演の謝礼でございます。
[中略]
簡単ではございますが、以上です。
[中略]
○ 栗林会長 では、有り難うございました。本日予定しておりました議題はすべて終了いたしました。
長時間にわたり熱心にご討議いただきまして、有り難うございました。
第5回自衛隊員倫理審査会議事録