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【ニューヨーク高橋弘司】国連のアナン事務総長は18日朝、国連本部で毎日新聞はじめ日本の一部報道陣の質問に答え、イラク復興をめぐり日本に一層の貢献を求める考えを示した。事務総長として初めて行う日本での国会演説では日本に国連活動で強い指導力を発揮するよう期待を表明する意向を強調した。
アナン氏はイラク復興への貢献に関して「日本政府や国連にとって、ともに利益となる問題について、会談を行いたい。イラクの問題もその一つだ」と述べ、すでに資金面で多大な貢献を表明、自衛隊を派遣していることを指摘し評価した。その上でイラクでの自衛隊の役割について「その復興や人道援助、さらに治安安定を助けるため、安全保障理事会で多国籍軍派遣を規定した決議を採択している」と自衛隊が多国籍軍の一部として貢献しているとの認識を示唆した。
また世界第2位の国連分担金を担っているにもかかわらず、国連内で日本の意思決定への関与が薄いと指摘される問題について「日本の分担金があまりに多すぎるとの指摘があることはわかっている」とした上で、国連有識者諮問委員会がこの点にも配慮した上で国連改革をまとめるよう希望を示した。
[毎日新聞2月19日] ( 2004-02-19-01:26 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040219k0000m030143000c.html