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【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領は17日、ルイジアナ州の陸軍基地で兵士らを前に演説し、イラクの大量破壊兵器について米政府も議会も「同じ情報」を見て「危険」だと判断、国連安保理も同様だったと指摘するなど、イラク戦争正当化の論理を力説した。11月の大統領選に向けた民主党指名争いで現政権批判が強まっているため、これをかわそうと兵士と国民に理解を訴えた形だ。
また、イラクの体制変革は98年、当時のクリントン大統領と議会が決めた政策だったとも述べ、ブッシュ政権が勝手にイラク戦争を強行したのではないという側面を強調した。大量破壊兵器が見つかっていないことには言及しなかった。
大統領は一方、最近イラクで確保したテロ組織「アルカイダ」のザルカウィ幹部の手紙に言及し、これに記された戦略は、民主国家の誕生を妨げるためイラクを民族対立で分裂させようというものだと説明した。
大統領は演説の後、3月にイラクに派遣されるアーカンソー州出身者中心の州兵部隊と昼食をともにした。大統領はベトナム戦争当時、州兵勤務で戦地派遣を免れ、その任務も一時離脱した疑いがあると選挙戦がらみの批判を浴びており、これに対抗するイメージ戦略との見方が強い。
[毎日新聞2月18日] ( 2004-02-18-10:32 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040218k0000e030014000c.html