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【北京・浦松丈二】北朝鮮の金桂寛(キムゲグァン)外務次官ら第2回6カ国協議開催をめぐる訪中団が10日、北京空港から高麗航空機で帰国したが、この際、訪中団に北朝鮮外務省の英語通訳が含まれていたことが分かった。中朝間の協議は中国語、朝鮮語の通訳を双方が用意するのが通例。今回、北朝鮮が中国側との事前調整に英語通訳を同行させたことで、第2回協議で話し合う共同文書案作成に前向きな姿勢を示している可能性が高くなった。
金次官は10日午前11時(日本時間正午)、北京空港で待ち構えていた報道陣に軽く会釈しながらVIP(要人)通路に入り、後から李根(リグン)外務省副局長と女性の英語通訳らが続いた。李副局長とこの英語通訳は昨年8月の前回6カ国協議にも参加していた。
今月25日から開催される第2回6カ国協議では共同文書作成に向けた詰めの交渉が行われる。共同文書案は参加国の顔ぶれから英文になるとみられ、北朝鮮や中国など英語圏以外の国は事前調整の段階から専門的な英語通訳を必要とする。
金次官は今月7日に平壌から高麗航空機で1人で北京入りした。次官と別行動をとった李副局長や英語通訳らが、中国側と文書案の調整を続けていた可能性もある。
中国外務省は金次官ら訪中団について、6カ国協議の中国首席代表を務める王毅外務次官と実務協議を行い、李肇星外相、戴秉国筆頭外務次官と会ったと発表していた。
[毎日新聞2月11日] ( 2004-02-11-03:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040211k0000m030130000c.html