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●それでも、国益に反するというならただ事情をしらないだけ。
【バーレーン=岐部秀光】みずほフィナンシャルグループがサウジアラビア国防省向けに融資した二億二千五百万ドル(約二百八十億円)が、一回目の返済期限を過ぎても支払われていないことが明らかになった。信用度の高い産油国向け融資の返済が遅れるのは異例。
この案件はリヤドなどの軍宿舎建設資金で、みずほコーポレート銀行がバークレイズ・キャピタル、ドレスナー銀行、サウジ・アメリカン・バンクと協調し、九億ドルを四分割して融資した。ところが今年四月の第一回期日に四行とも返済を受けなかった。みずほは、政権内の事情による延滞で支払い能力に問題はないと判断しており、他行とともに契約通りの支払いを求めている。
サウジは今年、住友商事が進めていた発電・造水事業も随意契約方針を白紙撤回して競争入札にかけると決めた。アラビア石油の油田採掘権益が失効して以来、ぎくしゃくしている両国経済関係の悪化を懸念する声が出ている。サウジでは、ファハド国王、アブドラ皇太子に次ぐ王室ナンバー3のスルタン国防相と皇太子の間には不仲説もあり、こうした事情が今回の支払いの遅れに影響したとの見方も出ている。