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クウェート入りしていた陸上自衛隊本隊先発隊の第1陣が8日午前8時25分(日本時間同日午後2時25分)すぎ、クウェート国境を越えてイラク領内に入った。約7時間後の同日午後には、サマワに到着する見通しで、第2陣は9日にも出発する。
先発隊の清田安志隊長は、イラク入りする直前の国境付近で報道陣の取材に応じ、「いよいよイラクに行く。安全を確保しながらサマワに到着したい。隊員には、しっかりと歴史に残る仕事をしようと言った」と話した。
隊員らは重機関銃などで武装した装輪装甲車、軽装甲機動車など計約25台に分乗。サマワからクウェート入りしていた陸自先遣隊の車両に誘導されながら、同キャンプを出発した。ヘルメット、防弾チョッキを着用、小銃や対戦車用の無反動砲を携行した。先遣隊のサマワ入りの時とは違い、オランダ軍の護衛なしの出発となった。
車両には防弾装備がなされ、砂漠地帯を走ることから、砂がエンジンに入らないように工夫されている。サマワでは、北海道から大型輸送機で空輸した重機を使い、陸自の宿営地作りにあたる予定だ。 (02/08 14:43)
http://www.asahi.com/international/update/0208/005.html