現在地 HOME > 掲示板 > 戦争47 > 803.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【シドニー山本紀子】オーストラリアのロジャー・ヒル元国連査察官は豪紙の取材に対し、「イラクには大量破壊兵器を行使する能力がなかった。イラク戦争開戦前に豪軍にこの事実をブリーフィングした。今になって言えることだが、我々は間違っていたようだ」と述べた。7日付の「ジ・エイジ」紙が報じた。
同紙によると、ヒル氏は豪軍に従事した後、国連査察官を8年務め、98年11月にイラクに赴くなどした。ヒル氏は「イラクは大量破壊兵器の材料を集めてはいたが、それらを組み立て敵を攻撃する実践力がなかった」と明言した。開戦前に政府が知っていたのか問われると、「説明を求められなかったので言っていない。在任中、政府からサダム・フセインの脅威について尋ねられたことは1度しかない」と話した。
ハワード首相は今月3日、ブッシュ米大統領がイラクの大量破壊兵器に関する独立調査委を設置すると発言した後、「開戦前に集めた情報は不正確だったかもしれない」と発言、心の揺れをのぞかせている。
[毎日新聞2月7日] ( 2004-02-07-18:11 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040208k0000m030014000c.html