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Re: 田中宇さんは良心的過ぎる(笑)2大政党は4年に1回騙される有権者向け芝居
私は、以下の「あっしら」フォローに基本的に賛成。政党内部の抗争も同じ役割である。
有権者とは、4年に1回だけ騙される権利を有するだけなのである。
---------- 引用ここから ----------
田中宇さんは良心的過ぎる(笑)
http://www.asyura2.com/0401/war47/msg/730.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 06 日 19:01:41:Mo7ApAlflbQ6s
(回答先: 見えてきたイラク復興の道筋 [田中宇の国際ニュース解説] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 2 月 06 日 08:40:02)
田中宇さんの論考は貴重なもので参考にもさせてもらっている。
しかし、田中宇さんのブッシュ政権の対立構造が政策を変化させているという見方には与しない。
「中道派VSタカ派」の抗争で政策が変わるような国家では、覇権を握ることも、戦争をまともに勝利することもできないだろう。
戦術的な対立はあると思っているが、グランド・デザイン(戦略)での対立はないと確信している。イラク及び中東に関するグランド・デザイン(戦略)は、民主党主流派とも対立がないはずだ。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------
以下は、わが12年前の喝破である。
---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/gulfw-56.html
Web無料公開『湾岸報道に偽りあり』
隠された十数年来の米軍事計画に迫る
第九章:報道されざる十年間の戦争準備(6)
[中略]
アメリカ帝国軍の「前方展開」、平たくいえば「電撃的侵攻作戦」計画の十数年を振り返ってみると、カーターの民主党政権からレーガン・ブッシュの共和党政権へといった騒ぎは、いかに嵐が荒れ狂おうとも、巨大な海流の表面をひっかく大気現象にすぎなかったのではないか、という気がしてくる。
アイゼンハウワーが退任演説で「軍産複合体の怪物を警戒せよ」と訴えたのはあまりにも有名な話だが、あれほどの軍事英雄だった元大統領の遺言も、いまだ効果をあげていない。なぜなら、「軍」といえども所詮、真の支配者に仕える「暴力機関」にすぎず、軍需産業も独占本体の出店にすぎない。政党も軍も、本来のご主人の、あくまでもより高い利潤を求めての、強引なうねりくねりを制御し得ない。巨大なエネルギーの持主のご主人は、また、大手メディアの支配者でもあり、それを通じて大多数のアメリカ国民の思想を支配してきた。
ここ十数年、光の届かぬ海の深みを右旋回しながら流れ、よどみ、地鳴りを響かせてきたのは、「リメンバー・ヴェトナム」「リメンバー・オイルショック」「リメンバー・テヘラン(アメリカ大使館人質事件)」などなどの、ご主人たちのダミ声コーラス、アメリカ流「復讐のヴェンデッタ」だったのではないだろうか。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------
その後、私は、さらに遡って、国家としては英=米=イスラエルを中心とする勢力の背後の長期計画を追及している。長期の計画、政策に基づいて、政治の芝居が仕組まれ、計略、謀略、陰謀が、編み出されるのである。