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イラク派遣の陸上自衛隊本隊第1陣が派遣先のサマワに向かう際は、米軍、オランダ軍の警護は受けず、既にサマワ入りしている先遣隊の車両が先導役を務め、路上テロを警戒し爆発物がないかチェックする態勢を組むことが5日、分かった。
後続の本隊主力がサマワ入りする際も、同様の「自主防衛」方式とする方針。
また、派遣部隊の3月までの具体的な行動計画も判明。本隊主力は3波に分かれ北海道から政府専用機で出発の予定で、出発日として2月21日、3月13日、同21日が有力となっている。
人道復興支援活動は、第1弾として現地の病院に医官、衛生隊員をアドバイザーとして派遣する医療支援に3月中に着手する。浄水・給水活動や、学校など公共施設の修復整備事業の本格スタートは4月以降のため、陸自の取り組みを早くアピールするのが狙い。
政府関係者によると、クウェートに滞在中の本隊第1陣が国境を越えサマワに向かう際には、まず、先遣隊の車両が路上に爆発物がないかチェックする。
普通科(歩兵)の隊員約30人が重機関銃を搭載した装輪装甲車などに乗り、重機やコンテナを運ぶ大型トレーラー、トラックなどで編成された第1陣の車両部隊(約90台)を警護する。無反動砲なども携行する。
宿営地は3月中に整備。本隊第1陣が到着次第、施設部隊が堅固な“陣地”を構築する。四方に土塁を築き、取り付け道路に沿って検問所を設置。自爆テロ対策に、機関銃、無反動砲を置く警備用の詰め所も作る予定。
コンテナハウスや複数の天幕でつなげた隊員の厚生施設も設置する。スポーツジムや映画を鑑賞できるホールとして利用したり、家族と衛星電話で連絡が取れる個室を置く。防衛庁幹部は「緊張を強いられるだけに、ストレスを発散できる場所は必要」と話している。
(02/05 20:25)
http://www.sankei.co.jp/news/040205/kok080.htm