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【ワシントン和田浩明】イラクの大量破壊兵器が見つからず、米諜報(ちょうほう)機関による戦前の脅威評価に批判が強まっている問題で、テネット米中央情報局(CIA)長官が異例の反論演説を準備していることが4日分かった。
米英メディアによると、テネット長官は5日午前、母校のジョージタウン大学で演説し、米諜報機関が収集・報告したイラクの大量破壊兵器情報に関する「誤解や間違いをただす」という。さらに、兵器捜索は続いており、脅威評価に関し「結論に飛びつくのは時期尚早」と主張する。
この問題では、戦後の捜索を指揮し1月末に辞任したデビッド・ケイ前CIA特別顧問が、米議会などで米諜報機関の情報収集力不足を指摘。ブッシュ大統領は独立調査委員会の設置を約束する事態に追い込まれた。
ケイ氏は「イラクで見つけられるものの85%はすでに見つけたと思う」と語り、今後大量破壊兵器が発見される確率は低いとの見方を示したが、この指摘にも同長官は反論するとみられる。
[毎日新聞2月5日] ( 2004-02-05-10:10 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040205k0000e030009000c.html