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アスナール政権、最後の醜態(1) 「イラクに大量破壊兵器があった、などと一度も言ったことは無い」だって! 大嘘つきの舌を抜け!
3月14日のスペインの総選挙が近づき、これを機に首相を「勇退」するアスナールですが、その前に全世界にその醜態を暴露するでしょう。ブッシュとブレアに関してはさまざまな情報が流れるでしょうが、「3馬鹿軍団」の最後の一人、アスナールに関しては、めったに日本には情報が行かないようですので、私が、この大馬鹿を「さらし首」にすべく情報を送っていくつもりです。
スペイン野党第1党の社会労働者党総書記サパテロが、イラク戦争加担に関する調査委員会の設置を提案した件に関して、与党国民党からの反応が出てきていますが、そのデタラメぶりは目を覆いたくなる状態です。
日ごろから、政治に対する関心度が低い、といわれるスペイン国民ですが、さて今回の総選挙ではどうなるか、注目したいところです。そこで、『アスナール政権、最後の醜態』と銘打って、新たな情報が入り次第、シリーズでお伝えしていきたいと思います。
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2月3日付けのエル・パイス紙に次のような記事がありました。(この投稿の最後に記事の英訳文(機械翻訳)を載せておきます。)
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【引用開始、拙訳】
サプラナ【政府報道官:訳者】:「アスナールはサダムの兵器に対する確信など言ったことは一度も無い」
2004年2月3日 マドリッド
スペイン政府は、米国や英国のような、イラク戦争を正当化した大量破壊兵器の情報に関する調査が必要だ、とは考えていない。政府報道官エドゥアルド・サプラナによれば、「スペインは一貫して戦争を支援する役目を果たした」そうである。そして「アスナールはイラク領内にそのような兵器が存在するなどと、明言したことなど一度も無い」と政府報道官は断言した。
「スペインが行っているのは国連に協力することであり、具体的には、いくつかの国々がイラクに介入してあのような状況を終わらせることを補助することである。当然、我々が持っている情報は国連のそれであり、我々は独自の情報を持っていなかったし、首相も、全く明白であるなどといったことは一度も無い。」このように政府報道官は言い張った。
政府にとって大切なことは、イラクに全体主義の体制があった、ということである。「首相が『利益』という場合には、それはスペインの国益であり、国際社会の利益を意味しているのだ。(・・・)サダムの政権のような残虐な潜在的な危険性を持った政権が終わったことは、明らかに利益をもたらした。」と、報道官は付け加えた。
【後略:引用、訳出終わり】
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この馬鹿報道官、一体何が言いたいのだ?! 「国連の情報」とは一体何を指しているのか? 「いくつかの国(もちろん米英)のイラクへの介入が「国連に協力すること」などとは?! もうデタラメとしか表現のしようが無いのですが、要するに「独裁政権が終わってわが国がもうかるのだから、それでいいじゃないか」と言いたいのでしょう。
この大嘘つきの舌を抜くべく、常に国民党政府に手厳しい評論を加えているエル・パイス紙は、早速次の日(2月4日)に、イラクの「大量破壊兵器」に関する「アスナール語録」を掲載しました。
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【引用開始、拙訳】
アスナールいわく:私はあなた方に真実を語っているのだ。イラク政府はそのような兵器を持っている。
2004年2月4日 マドリッド
ホセ・マリア・アスナールは、国会でイラクの大量破壊兵器の存在を言う場合には非常に慎重だった。これらの化学兵器や細菌兵器の存在について彼が強調して言明したのは、ラジオとテレビでのインタビューでであり、その中で実際にそれらの兵器の存在について自分の言葉で述べた。ここに彼の断言のいくつかを言った順番に取り上げてみよう。
【以下、日付はすべて2003年:訳者】
2月2日、エウロパ・プレスのインタビュー:「イラク政権は、それが持っている生物・化学兵器の性能とテロリスト・グループとの共謀によって、実際に世界の安全と平和に取っての脅威であると考えられる。そして同時にスペインの平和と安全にとっての脅威でもある。我々はそのように思う十分な証拠を持っている。」「すべての国の政府は機密情報を持っている。スペイン政府は、明らかに、サダム・フセインの政権が世界とスペインの平和と安全にとって脅威であると考えられる情報を手にしている。」
2月5日、国会の議員委員会:「サダム・フセインが大量破壊兵器を持っていることは我々はみんな知っている。」(・・・)「我々は、世界中のさまざまなテロリスト・グループが化学兵器と細菌兵器の材料を手に入れようとしていることを知っているし、また、バグダッド政権がそれらを彼らに提供する状況にあることを知っている。」(・・・)「あるヨーロッパの政権担当者が言ったように、大量破壊兵器がテロリスト・グループの手に渡るのは時間の問題なのだ。」
2月13日、アンテナ3TV:「イラク政権は、イラク国民に対しては言うのではないが、大量破壊兵器を持っている。」「みなさん、あなた方は、私が真実を語っていると確信できるのだ。イラク政権は大量破壊兵器を持っており、テロリスト・グループと共謀しており、そしてその歴史を通して皆さん方全員に対する脅威であることが示されているのだ。」
2月18日、カデナ・コペ・ラジオ:「我々は間違いの無い一つの脅威、一つの危険の前に立たされている。私は真実を申し上げている。大量破壊兵器を持ちテロリストたちをよく知っている政権は、世界の平和と安全にとっての脅威なのだ。」
2月18日、国会:「それらの調査【国連の調査のことか?:訳者】は、サダムが公表していない化学・細菌兵器の存在を証明した。」
3月6日、国会:「イラク政権は大量破壊兵器に関して組織的に嘘をついている。」
6月30日、国家体制についての討論会:「調査が今始まったばかりであるので、化学・細菌兵器は遅かれ早かれ現れるだろう。」
【全文:引用、訳出終わり】
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エル・パイスは「ホセ・マリア・アスナールは、国会でイラクの大量破壊兵器の存在を言う場合には非常に慎重だった。」などと書いていますが、なんのなんの、露骨に言っているじゃないですか。
また先ほどの大嘘つき政府報道官の言葉に加えて、防衛大臣のロドリゴ・トリーリョは同じ2月4日に、社会党の特別調査委員会設置の要求に関して、「スペイン中央情報局はイラクの大量破壊兵器に関して何の情報も持っていない」と明言しています。さて、アスナールとトリーリョの、どっちかが完全に嘘をついているのか、あるいはどちらも嘘をついているのか。
さあ、今からが楽しみです。アスナール政権が最後にどんな醜態をさらして去っていくのか、また新しい情報が入れば、『アスナール政権、最後の醜態』シリーズでお知らせします。
【英訳文:機械翻訳】
Zaplana: “Aznar has never said that to him him canste the existence of arms of Sadam”
AGENCIES Madrid ELPAIS.es | Spain - 03-02-2004
The Government does not create necessary to investigate, like the U.S.A. and United Kingdom, the data on the arms of massive destruction that justified the war of Iraq. According to the minister spokesman, Eduardo Zaplana, "Spain the war acted with coherence" when supporting. "Aznar has never said that to him specifically the existence of that armament in Iraqian territory consists to him", it has affirmed the spokesman of the Government.
"Spain which does is to collaborate with United Nations and, in particular, to support the decision of some countries to take part in Iraq, to end that situation, although, logically, we it information who we have is the one of United Nations and we do not have own information nor the president has never said that to him specifically it consists to him", Zaplana has insisted.
For the Government, the important thing is that there was a totalitarian regime in Iraq. "When the president of the Government benefit speech, speaks of the benefit of Spain, is thinking about the benefit of the international community (...) To end a bloodthirsty regime, like he was the one of Sadam, and with a potential danger he reported an evident benefit", it has added to the minister spokesman.
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040204elpepinac_4&type=Tes&anchor=elpepiesp
Aznar: "I am saying the truth to Them. The Iraqian regime has those arms "
EL PAÍS - Madrid | Spain - 04-02-2004
Jose Maria Aznar was very cautious in his declarations in the Congress when defending the existence of arms of massive destruction in Iraq. The emphasis in their affirmations on the existence of those chemical and bacteriological arsenals left for different interviews in radio and television it, in which, practically, it gave his word on the existence of those arms. What follows is a chronological extract of some of its affirmations.
- 2 of February. Interview to Europe Press. "the Iraqian regime, based on the armament that it has, biological, chemical, and of its entailments with terrorist groups, supposes a threat for La Paz indeed and the security of the world. And also a threat for La Paz and the security of Spain. We have sufficient evidences in that sense ". "All the Governments have information of reserved character. The Spanish Government has information, evidently, that the regime of Sadam Husein also supposes a threat for La Paz and the security of the world and of Spain ".
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- - 5 of February. Congress of the Deputies. "All we know that Sadam Husein has arms of massive destruction". (...)"We know that diverse terrorist groups anywhere in the world are trying to obtain the chemical equipments and bacteriological and know that the regime of Bagdad is in conditions of ofrecérselos". (...)"Like an European governor has said, is time only question that the arms of massive destruction arrive at hands of terrorist groups".
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- - 13 of February. Antenna 3 TV. "the Iraqian regime, because against the Iraqian town there is nothing, has arms of massive destruction". "It can be safe you and can be safe all the people who see us that I am saying the truth to them. The Iraqian regime has arms of massive destruction, has bonds with terrorist groups and has demonstrated throughout its history that is a threat for all ".
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- - 18 of February. Chain Wins. "We are before a certain threat and a risk. I am saying the truth: a regime that has terrorist arms of massive destruction and connections is a risk for La Paz and the security of the world ".
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- - 18 of February. In the Congress. "the own inspectors have stated chemical and bacteriological armament not declared by Sadam".
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- - 6 of March. In the Congress. "the Iraqian regime mind systematically on its arsenals of massive destruction".
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- - 30 of June. Debate on the state of the nation. "the chemical and bacteriological arsenal sooner or later will appear because the investigations have begun already".