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来日中のアーミテージ米国務副長官は2日午後、都内の日本記者クラブで会見し、憲法が禁じている集団的自衛権の行使について「もう少し(解釈に)柔軟性があったらいいと考えている」と述べ、容認に向けた日本国内での見直し論議の加速に強い期待感を示した。
副長官は「日本が攻撃されたら米国は必ず日本の支援に駆けつけるが、その反対はあり得ない」と指摘。ただ「集団的自衛権の考え方が変わろうと変わるまいと、われわれは忠実に責務を守る。額面通り受け取ってもらっていい」とも述べ、憲法解釈の見直しにかかわらず日米同盟関係を堅持することを強調した。
副長官は自衛隊のイラク派遣に関連して「安全な場所ではない」と説明。その上で「(自衛隊が)トラブルに陥った時にはできる限りのことはする」と、米国としてイラクでの自衛隊の活動に協力する考えを表明した。
自衛隊派遣については「単に乗客であることに満足しない日本になった。自信に満ちた新たな時代の日本というのは決して言い過ぎではない。対等、成熟したパートナーという認識を持つ」と高く評価した。
この後、アーミテージ副長官は、外務省で川口順子外相と会談。外相はイラク復興支援に関し「国際協調が重要だ」と指摘した。副長官は国際協調の構築に努める考えを強調、イラク国民への主権移譲のプロセスに言及「国連の役割が今後ますます重要になっていく。国連が十分に関与することが重要だ」と述べ、国連の取り組み強化に期待を示した。
http://www.sankei.co.jp/news/040202/0202sei124.htm