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【エルサレム樋口直樹】20日実施予定のイラン総選挙をめぐり改革・保守両派の対立が深刻化している問題で、同国最大の改革派政党「イスラム・イラン参加党」は2日、総選挙のボイコットを正式決定した。保守派主導の護憲評議会が多数の改革派候補の出馬を禁止したことに端を発する今回の騒動は、最大政党の選挙ボイコットという最悪の事態に発展した。
ハタミ大統領の実弟で、同党を率いるレザ・ハタミ氏は記者会見で「圧倒的多数の有権者とともに、我が党は20日の総選挙に参加しないことを公式に決定した。我々は自由で公正な選挙が行われる可能性について何の希望も持っていない」と語った。
一方、政府報道官は2日、ハタミ大統領率いる内閣が選挙延期の方針で合意したとAP通信に語った。報道官は「徹夜の緊急閣議は全会一致で、(護憲評議会に対する)延期要請を支持することで合意した」と語るとともに、「内閣が公正・自由ではない選挙は実施しないことでも合意した」ことも明らかにした。
ハタミ大統領は背中に激痛を訴えて自宅療養中のため、今回の緊急閣議には出席しなかった。
護憲評議会が多数の改革派候補の出馬を禁止したことに端を発する今回の騒動は、120人以上の改革派国会議員が辞表を提出する事態に陥っている。
[毎日新聞2月2日] ( 2004-02-02-23:24 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040203k0000m030130000c.html