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ファルハン族長の逮捕を伝えるオランダ軍のビラ。左端上に族長の写真が掲載され、押収された武器の写真も載っている
自衛隊が駐留するイラク南部のサマワで1日夕、オランダ軍がサマワ北部に居住するズワイエ部族のクライビッチ・ファルハン族長を「治安を乱し、違法な武器を所有していた」として逮捕したことを発表するビラを配布した。配布は、自衛隊の到着で、サマワがあるムサンナ州の治安問題について地元でも関心が強まるなか、治安を担当するオランダ軍が治安の強化を強調する狙いと見られる。
ズワイエ部族は、ムサンナ州の大部族の一つアルブジェイヤーシュ部族に属する。ビラは「ファルハン族長らがムサンナ州の治安と安定を乱しているとの疑いで家宅捜索をし、同族長とその部下たちを逮捕し、大量の武器などを押収した」と記す。ビラには、ファルハン族長の写真とともに、押収された小型ロケット砲、機関銃、手投げ弾などの写真が掲載されている。
ムサンナ州での族長の逮捕はイラクでの大規模戦闘終結後初めて。ズワイエ部族に近い筋によると、族長は1月30日午後に自宅で逮捕され、同部族の6人も逮捕されたという。
ビラは、ムサンナ州の治安と安定を向上させるために住民に情報提供を求め、「治安を乱す可能性がある活動についての情報を入手すれば、直ちに、今回と同様の家宅捜索を実施する」と指摘している。
ズワイエ部族はサマワの北東15キロあたりの地域を支配して、路上強盗や略奪などを繰り返し、サマワ市民の間でも、ファルハン族長は「危険人物」として悪評が高かった。 (02/02 15:54)
http://www.asahi.com/international/update/0202/006.html