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血に飢えたメディアが、一斉報道。クルド自治区で爆発事件の朝・毎・読・日経・産経・東京の各紙勢揃いは、実に不気味である。
911事件の時の「同時多発テロ」大合唱と、同じ効果を発揮するであろう。
http://www.asahi.com/international/update/0201/008.html
イラクのクルド人自治区で同時テロ、死者100人超か
イラク北部のクルド人自治区アルビル州の州都アルビルで1日午前(日本時間同日夕)、市内にあるクルド人政党「クルド民主党(KDP)」と「クルド愛国同盟(PUK)」の事務所で同時自爆テロが起きた。クルド自治政府のイーサン人権相によると、このテロでアブドルラフマン副首相やミンティク州知事のほか、自治政府の複数の閣僚が死亡した。
AP通信によると、アルビルの遺体安置所には57遺体が運び込まれ、ほかに235人が負傷した。死者はさらに増える見込みで、死者数について、自治政府のイーサン人権相はAP通信に対し、「犠牲者100人を超す」と語った。
クルド人は、イスラム教スンニ派、シーア派とともにイラクの3大勢力の一つで、両党はいずれも米主導で作られたイラク統治評議会に代表を送っている。
フセイン政権下で弾圧されたクルド人勢力は、自治区の拡張など権利拡大を目指して動いており、クルド人への大規模テロは、6月末のイラク人への主権移譲に向けて、南部に多いシーア派を含めイラク全土で緊張が高まる恐れがある。
1日はイスラム教の祝祭「犠牲祭」の初日。テロは、約10キロ離れた2カ所の事務所でわずか5分の間隔で起きており、宗教感情が高まる時期に合わせて武装勢力が占領勢力に対する協力者を攻撃した可能性がある。クルド人で統治評議会が任命したゼバリ外相は、国際テロ組織アルカイダと、その影響を受けたイスラム過激派「アンサール・イスラム」の犯行だと述べた。
襲撃当時、アルビルの両政党の事務所には、犠牲祭の初日を祝うために地元有力者など数百人の訪問客が集まっていた。ロイター通信によると、2人の実行犯はいずれも爆弾を身につけ、それぞれの事務所内に入り込んで爆発させたという。イーサン人権相はカタールの衛星テレビ、アルジャジーラに「犠牲祭初日には多数の訪問客を受け入れるため、警備は厳重ではなかった」と語った。ロイター通信は病院からの情報として、アルビル州副知事とアルビル市警察署長も死亡したと伝えている。
アルビルでは昨年12月にも、自治政府庁舎前でトラック爆弾が爆発したり、KDP幹部が襲撃されて負傷する事件が起きている。 (02/01 22:27)
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040202k0000m030039002c.html
2004年02月01日
イラク:クルド人自治区で自爆テロ 100人以上死亡か
【バグダッド斎藤義彦】イラク北部クルド人自治区のアルビルにある二つのクルド人政党の事務所が1日朝、ほぼ同時刻に自爆テロ攻撃を受け、AP通信は少なくとも57人が死亡、235人以上が負傷したと報じた。また、現地のクルド人組織幹部は死者数は100人以上に達する可能性があると語っており、犠牲者はさらに増える恐れがある。
犠牲者の中には地元の知事、副知事らの地方行政幹部が含まれているという。イラクでは昨年8月に中部ナジャフで107人が死亡するテロが発生しており、今回の事件の犠牲者数は、それに次ぐ規模となる可能性が高い。
爆発が起きたのはクルド民主党(KDP)とクルド愛国同盟(PUK)の両事務所。AP通信によると、体に爆発物を巻き付けた2人のテロ犯が、それぞれの政党事務所を訪れて自爆したという。両事務所には、1日から始まったイスラム教の祝祭である犠牲祭を祝うため数百人が集まっていた。
同通信は、アルビルの遺体安置所関係者が57人の遺体を確認したと報じる一方、現地のクルド人組織幹部が「KDP事務所で80人、PUK事務所で60人が犠牲になった可能性があり、多数が負傷した」と語ったと伝えている。
今回の事件は、反米武装勢力が犠牲祭に合わせてテロを拡大させる危険性があるとして、米軍が警戒を強化する中で起きた。犯行声明などは出ていないが、自爆テロはイスラム過激派が多用する手口で、この地域に拠点を置くイスラム過激組織「アンサール・イスラム」は国際テロ組織アルカイダとの関連も指摘されている。
アルビルでは昨年12月24日にも内務省の施設前で自動車が爆発する事件があり、自爆テロ犯1人を含む5人が死亡した。
また、バグダッドのバラディヤト地区で1月31日夜、2件の爆発があり、ロイター通信によると、少なくとも6人が死亡した。現場はパレスチナ移民が多い住宅地で、爆発のうち1件は迫撃砲による攻撃とみられる。
[毎日新聞2月1日] ( 2004-02-01-23:21 )
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040201i212.htm
クルド人政党事務所で2件の自爆テロ、57人死亡
【バグダッド=鶴原徹也】イラク北部のアルビルで1日、クルド人政党事務所を狙った2件の連続自爆テロがあり多数が死亡した。AP通信によると、すでに57人の死亡を確認。クルド自治政府幹部は、同通信に対し、死者は100人を超える可能性があると述べた。
爆発は同日午前10時半過ぎ、クルド民主党(KDP)の事務所でまず発生。同じころ、クルド愛国同盟(PUK)の事務所でも起きた。爆発状況の詳細は不明だが、KDP事務所の爆発では、犯人が建物に接近した後、身につけていた爆薬を爆発させたという。AP通信によると、死亡者には、自治政府閣僚、アルビル県知事など有力者も含まれている模様。
また、230人を超える負傷者が近くの3つの病院に次々に運び込まれているという。
爆発発生当時、両事務所は犠牲祭を祝うため、多くのクルド人でにぎわっていた。
(2004/2/1/22:44 読売新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040201AT2M0100O01022004.html
イラク北部で同時自爆テロ、100人以上死亡か
【バグダッド=横田一成】イラク北部アルビルで1日午前、クルド民主党とクルド愛国同盟のそれぞれの党本部で、ほぼ同時に自爆テロが発生した。AP通信によると2カ所合わせて少なくとも57人が死亡、235人が負傷した。犯人は訪問客を装って建物に入ったもよう。死者は最終的に100人を超す可能性がある。
両党の建物には1日に始まったイスラム教の祝祭行事の犠牲祭のため、数百人の訪問客が訪れていた。死者にはアルビル州知事や州政府閣僚、両党の幹部が含まれている。イラクでは、犠牲祭に合わせて反米武装勢力のテロ活動が活発になるとの見方が出ていた。
政府関係者からは「訪問客が多かったため、警備が緩くなっていた」との指摘が出ている。市内の三つの病院に運び込まれた負傷者の多くは重傷。イラク北部のクルド人自治区には事件後、非常事態令が敷かれた。
イラク南部カルバラから180キロ南西の砂漠内の弾薬庫では1日未明に爆発がおきた。潜入しようとしたとみられるイラク人20人が死亡した。(23:05)
http://www.sankei.co.jp/news/040201/0201kok080.htm
クルド人自治区で自爆テロ、57人死亡 イラク北部
イラク北部のクルド人自治区アルビルで一日午前、クルド人の2大政党の事務所にほぼ同時に自爆テロがあり、AP通信によると、少なくとも57人が死亡、200人以上が重軽傷を負った。
自爆テロがあったのは、クルド民主党(KDP)とクルド愛国同盟(PUK)の事務所。アルビルの遺体安置所の当局者が57人の遺体を確認。KDP幹部は、2カ所での死者数は推定で100人を超えると語った。
一方、首都バグダッドのバラディヤト地区では1月31日夜、相次いで2件の爆発が起き、ロイター通信は少なくとも6人が死亡したと伝えた。
米軍やイラク警察を日常的な攻撃目標としている反米武装勢力が、1日から始まったイスラム教最大の祝祭である犠牲祭に合わせ、攻撃対象を拡大しているとみられる。自爆テロは国際テロ組織アルカーイダなどが多用する手口。アルカーイダと関係があるとされるイスラム過激派組織アンサール・イスラムはクルド人地区を活動拠点にしている。
自爆があった2政党の事務所では当時、犠牲祭初日を祝うため幹部ら数百人が集まっていた。KDP事務所での目撃者によると、体に爆発物を巻き付けた男が自爆し、アルビル州の副知事らが死亡。多数の客が訪れるため、この日は普段より警備が緩かったという。
アルビルでは昨年12月、クルド人自治政府内務省庁舎に対する自爆テロがあった。
バグダッドでの攻撃では、迫撃砲が使われたとみられる。現場周辺は1970年代からパレスチナ移民の住宅地となっており、死者の大半はパレスチナ人だったという。(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040201/fls_____detail__077.shtml
クルド政党テロで57人死亡
イラク北部で同時自爆
攻撃拡大、犠牲者百人超か
【バグダッド1日共同】イラク北部のクルド人自治区アルビルで1日午前、クルド人の二大政党の事務所にほぼ同時に自爆テロがあり、AP通信によると、少なくとも57人が死亡、200人以上が重軽傷を負った。
自爆テロがあったのは、クルド民主党(KDP)とクルド愛国同盟(PUK)の事務所。アルビルの遺体安置所の当局者が57人の遺体を確認。KDP幹部は、2カ所での死者数は推定で100人を超えると語った。
米軍やイラク警察を日常的な攻撃目標としている反米武装勢力が、1日から始まったイスラム教最大の祝祭である犠牲祭に合わせ、攻撃対象を拡大しているとみられる。自爆テロは国際テロ組織アルカイダなどが多用する手口。アルカイダと関係があるとされるイスラム過激派組織アンサール・イスラムはクルド人地区を活動拠点にしている。
自爆があった二政党の事務所では当時、犠牲祭初日を祝うため幹部ら数百人が集まっていた。KDP事務所での目撃者によると、体に爆発物を巻き付けた男が自爆し、アルビル州の副知事らが死亡。多数の客が訪れるため、この日は普段より警備が緩かったという。
アルビルでは昨年12月、クルド人自治政府内務省庁舎に対する自爆テロがあった。