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「テロ予告受けていた」 奥参事官、生前に語る
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200312010211.htmlイラク北部のティクリート付近で11月29日に殺害された奥克彦参事官らは、名指しに近い形でテロ攻撃の予告を受けていた。生前、奥氏が朝日新聞記者に対して語った。
脅迫された時期や方法は明らかでないが、「米英暫定占領当局(CPA) に派遣されている日本人外交官はテロの対象だ」という内容だったという。 イラクを訪問した岡本行夫・首相補佐官が11月5日の記者会見で、イラクに派遣が予定されている自衛隊の安全確保に関連して「理論的には、イラクから完全撤退しない限り、日本も標的になることを免れない」などと述べたことに関連して、奥氏が明らかにした。
日本政府関係者でCPAとの連絡調整にあたっていたのは、奥氏をはじめ、一緒に殺害された井ノ上正盛3等書記官ら計3人だったという。奥氏は「3人しかいないので、事実上テロの標的として名指しされているのと変わりがない」と話していた。
(12/01 18:12)
殺害される1ヶ月ほど前に奥氏は早稲田の友人にメールで自分もテロの対象になっていることに日本は大騒ぎしていると言うことをとある局がスポーツニュースで(!)触れたがこれはそのことを裏打ちするものだ。
岡本行夫・首相補佐官は11月5日の記者会見で「理論的には、イラクから完全撤退しない限り、日本も標的になることを免れない」と言っているがこれは極めて予言的な言葉ともとれないだろうか。
もしアメリカが関与していれば格好の露払いの言葉だ。
ともあれこのテロ予告は実質的に名指しの脅迫に他ならない。奥氏は「テロリスト」の標的だったのだ。
誤射などではなく暗殺の可能性がますます高まる。
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