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まだ書き込みがないようです。代々木倶楽部の地下で盛り上がっている頃でしょうか。
今日の講演会に行ってきました。天木氏の講演はこれが2回目です。
メモも見ず淡々と1時間あまり話してくれました。その後、天木氏、木村氏、マッド天野氏、主催者の鼎談となりました。日本と世界の状況がより鮮明に浮かび上がってきた夜でした。
天木氏の話の中を箇条書きでお伝えします。違っている点があるかもしれませんので、気付いた方は訂正をお願いいたします。
・ここまでイラク情勢が悪くなるとは当初は思っていなかった
・日本の中東政策は偏っている
・9/11とイラク戦争は全く違うもの
・アメリカがテロを引き起こしている
・小泉は物事をまったく勉強せず、官僚の言うとおりに施策を決めている
・北朝鮮への電撃訪問は見せかけのパフォーマンスのみ。拉致被害者の家族に報告したのは2週間もたってから。まずまっさきに家族に報告すべきだった。
・お膳立てした外務官僚はいい加減である。東京の一握りの官僚が国民の声を聞かずに自分たちの都合で物事をすすめる「越権行為」だ。
・外務省だけではなく警察や検察も腐敗している。(桶川の事件、自衛官の変死事件等)
・政権が変わらないことが問題、人事権を握っているのが政権だから。
・「さらば外務省」を書いたあと、励ましの声があってなんとか生き延びてこれた。
・イラク派遣に反対していく。大義がないのは明らか。
・湾岸戦争時に日本が130億ドル出したことを世界は評価していた。世界のどこも(兵を出さないからといって)日本をおかしいと責めたりしなかった。
・兵を出さなかったことがトラウマになっているのは「作られた詭弁」=アリバイ作り
・アメリカ以外のどの国も自衛隊を出してくれと言っている国はない
・根拠のない「言葉の遊び」
・国内問題としては、ああいう形で自衛隊が出れば次に来るのは「憲法改正」になっていく。国民の意識が変わっていく。
・「歴史的なまちがい」に対する日本国民の態度が問われている
・第二次世界大戦に突入していった時も、おかしいと思いつつみんなが真剣に反対しなかったことが問題だった。
・吉田茂が1951年に外務省官僚に作らせた資料が50年ぶりに公開された。小倉さんという若い官僚が書いたもの。(後にフランス大使になってその後天下りしている人)外務省が軍部に反対しなかったことがわかる。
・その小倉さんが痛烈にイラク戦争を批判している
・アメリカの日本に対するコントロール、占領政策は広く深い。一朝一夕には「独立」できない
・莫大なお金をかけイージス艦を2隻も作り、ミサイル防衛もやるという。テロとの戦いといってイラクに参加させられ、次からは断る理由がない。
・深刻なのは経済。日本の経済政策は85年のプラザ合意の後、アメリカを支える仕組みが強まった。金融面で完全にコントロールされている。
・アメリカは赤字体質。クリントンがすこし減らした赤字をブッシュがかなり増やしている。
・日本がアメリカ国債を買って支えている。アメリカが倒れれば日本も倒れる。
・政権そのものがアメリカにコントロールされている。
・箕輪さんの起こした訴訟に北海道の弁護士の4分の1、106人がボランティアで参加する。憲法訴訟は難しいことは承知の上で、今声を上げないと何のために憲法を勉強したのかわからない、という思いからだ。
・中近東の新聞アルジャジーラにすぐにFAXを送って知らせた
・自民党はアメリカの政党である
・違憲訴訟が広がりをみせればアメリカへのインパクトがある
・奥大使、井上さんの死はどう考えても日本外交の犠牲だ
・外務省自身が真相究明することが必要だ
・49日の法要に外務省職員がだれも行かなかったことは、おかしい。
・12月に1人でレバノンへ行った。メディアにいろいろ聞かれるが4ヶ月たっており今の情報を知るため。情報が大事。電話で友人に行くといったら、「身の危険があるから来るな」と言われた。日本にいれば安全だが、外に出ればCIAが何をするかわからない。何事もなく帰ってこれたのでよかったが。
・レバノンでレバノン大統領に会った。「天木が来たら会うな」と外務省に言われたとのこと。天木が政治家になって小泉を倒せ、と大統領に言われた。
・日本は情報の大切さを今ひとつわかっていないのではないか。
・レバノンで大使をしているときヒズボラのリーダーに会いにいった。捕虜を大事に扱っていると言っていたことをメディアに話してしまったことがある。捕虜の家族に、生きているかもしれないと大きな期待をさせてしまった。その時は生きていたかもしれない。
・産経新聞は天木批判をよくするが、天木はレバノンにいたからゲリラと通じているなどと外務省がリークしている。つくづくくだらない。もっとまともに仕事しろと言いたい。
(不適切な表現があったら削除願います)