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フランス:中国主席の議会演説、議員の半数近くボイコット
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040128k0000e030009000c.html
【パリ福島良典】フランス訪問中の胡錦涛中国国家主席は27日夕、パリの仏国民議会(下院)で演説し、人権状況改善の努力を訴えた。しかし、人権問題への中国の取り組みに不満を抱く国会議員がボイコットしたため議場の約半分は空席で、対中批判の根深さを印象づけた。
これまで仏下院で演説した外国首脳はわずか12人で、アジアの国家元首としては初めて。胡主席は「中国は国民が権利を享受できるよう多大なる努力を払ってきた。中国国民の市民権、政治権、基本的な自由は法律によって保護され、守られている」と主張、中仏関係の重要性や中国市場の魅力を強調した。
しかし、演説に耳を傾けたのは下院議員577人中約250人。中国の人権状況に抗議して社会党、「緑の党」、右派・中道議員の一部がボイコットした。
社会党のジャック・ラング元国民教育相は「人権、自由の聖域である下院に独裁者を迎えるべきではない」と指摘、「緑の党」のノエル・マメール議員は台湾問題で中国政府の立場を支持したシラク大統領を「胡主席の要請に従うしかないメッセンジャーだ」と非難した。
チベット独立支持者や人権団体ら数百人は同日、パリで胡主席訪仏に抗議するデモを繰り広げた。
[毎日新聞1月28日] ( 2004-01-28-09:52 )