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2004.01.27
Web posted at: 19:19 JST
- CNN/REUTERS
パリ――パリ滞在中のアナン国連事務総長は27日、今年6月30日までのイラク暫定政府樹立前の直接選挙実施が可能かどうかを判断するため、調査団を同国へ派遣するとの声明を発表した。
米英の連合暫定占領当局(CPA)は暫定政府樹立で、間接選挙を想定していたが、発言権強化などをもくろむイラク多数派のイスラム教シーア派はここに来て直接選挙を強く求めている。これを受け、米国は国連のイラク関与強化を求める姿勢に転じ、CPAとイラク統治評議会は今月、仲裁役としての国連調査団の派遣を事務総長に要請していた。
国連は昨年8月の現地本部爆破テロ事件を受け、イラクから外国人職員を全面的に引き揚げたが、調査団派遣は、国連のイラク関与への再開につながることとなる。
調査団は、政治局の幹部らで構成、2月上旬にも派遣の方向。
国連の軍事顧問や治安担当官2人は今月23日、イラク入りし、CPAなどと治安問題を既に協議している。事務総長が発表した調査団は、主権移譲プロセスについての判断を求められ、シーア派幹部らと会見、その結果をアナン氏に報告する予定。
アナン氏は声明の中で、イラクの広範な層から、暫定政権樹立へ向けた代替策などに関する意見を聞くと述べた。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200401270024.html